短靴の種類と特長

つま先を先芯によって防護し、すべり止めを備える靴です。

短靴
特長
  • 動きやすく活動性に優れています。
  • つま先に保護先芯が入っています。
    使用例

中編上靴

中編上靴
特長
  • くるぶしまでをしっかりガードします。
  • つま先に保護先芯が入っています。

長編上靴

長編上靴
特長
  • くるぶしやすねをガードします。
  • 締まりが良く、着用者の足の形状に合わせやすいので、連続して長い間作業を行うのに適しています。
  • つま先に保護先芯が入っています。
  • 防寒などの保護機能が高まります。
安全靴のJIS規格について

JIS規格において、「安全靴(JIS T 8101)」は「主として着用者のつま先を先芯によって防護し、滑り止めを備える靴」と定義されています。
また、甲被が牛革製または総ゴム製に限られています。

甲被による区分

種類 甲被
革製
総ゴム製 耐油性ゴム
非耐油性ゴム

試験時の中底と先芯のすき間

サイズ すき間(mm)
23.0以下 12.5以上
23.5~24.5 13.0以上
25.0~25.5 13.5以上
26.0~27.0 14.0以上
27.5~28.5 14.5以上
29.0以上 15.0以上

JIS T 8103革製安全靴の性能(抜粋)

種 類 重作業用 普通作業用 軽作業用
記 号 H S L
性能 耐圧迫性 圧迫荷重 15±0.1kN 10±0.1kN 4.5±0.04kN
耐衝撃性 ストライカ質量 20±0.2kN
落下高さ 51cm 36cm 15cm
表底のはく離抵抗 300N以上 250N以上
甲被による種類 ・革製
・総ゴム製(耐油性ゴム・非耐油性ゴム)

付加的性能のある安全靴のJIS基準

甲プロテクタの耐衝撃性
記号 性能
M 最低の高さ(mm)25以上
かかと部分の衝撃エネルギーの吸収性
記号 性能
E 吸収エネルギー(J)20以上
耐踏み抜き性
記号 性能
P くぎ貫通時の力(N)1100以上
耐滑性
記号 性能
F 靴底の動摩擦係数0.20以上
  • 足に合ったサイズ(cm)を選んでください。
  • JIS T 8101・JIS T 8103着用が義務付けられている使用現場かどうかを確認してください。
    (相当品の場合は着用不可です。)