日刊工業新聞  2001/08/06

住商グレンジャー、11月から副資材調達サイトを全国展開

住商グレンジャー(大阪市西区立売堀4の5の36、瀬戸欣哉社長、06・6543・2371)は、11月から作業工具や電動工具など工場で使う副資材の調達サイトを全国展開する。10月末までは関西・東海地区の限定運用にするが、取引先が40社に達し、今後需要の拡大が見込めるため本格運用に入る。

また、近くベンチャーキャピタルや日系メーカーが新たに同社に出資する予定もあり、年内にも30人体制にして攻勢をかける考え。


住商グレンジャーは2000年10月に住友商事と米国の資材流通大手、グレンジャー社(イリノイ州)が合弁で設立した会社で、従業員数は8人。昨年11月から中部地区で電子商取引を開始。現在、仕入れ先は100社、取引先は40社(登録社数は50社)。また集荷梱包場所も確保するなど流通網も構築済みで、ベアリングやバネなどを含めた副資材のアイテム数は27万点。8月末までにはオフィス・サプライ商品も1万6000点になる見通し。


具体的な売上高は明らかにしていないが、ネットで取り扱う商品を順次拡大し01年末には100万アイテムの商品構成で、1000社との取引を目指す。

工場用副資材は製品によっても異なるが、メーカーからユーザーの手元に届くまで問屋や小売店(代理店)を経由するなど複雑な流通形態を取る。そのため電子調達サイトが注目されており、グレンジャー社は米国の投資会社リップルウッド・ホールディングス社との間でもアルファーパーチェス(東京都中央区)を立ち上げている。