日刊工業新聞  2001/09/07

住商グレンジャー、資本金6億2000万円に増資

作業工具など工場で使う副資材の調達サイトを展開する住商グレンジャー(大阪市中央区安土町2の3の13、瀬戸欣哉社長、06・6262・3530)は、資本金を1億2000万円から6億2000万円に増資した。三井物産と米国のベンチャーキャピタル、ウイットインベストメントの2社が新たに出資、住友商事も追加出資した。また年内には米国グレンジャー社が1億5000万円を追加出資する予定。これによりシステムに投資してサイトを充実、人員も強化する方針で、三井物産が出資したことと合わせ、事業展開に弾みがつきそうだ。


三井物産とウイットインベストメントが出資に応じたのは、ネットによる間接資材販売の将来性を評価したもの。増資の内訳は三井物産2億円、ウイットと住友商事がそれぞれ1億5000万円。これにより8月末時点の出資比率は住商41%、グレンジャー29%、三井物産18%、ウイット12%になった。


なかでも三井物産は、2000年10月にeビジネスを推進するため「eMitsui事業部」を発足。これまでにも同業の総合商社と連携してトレードカードを立ち上げるなど事業を拡大しており、今回の資本参加でeビジネス事業が一層加速することになる。


住商グレンジャーは2000年10月に住友商事と米国の資材流通大手、グレンジャー社が合弁で設立。すでに関西・東海地区に限定して作業工具や電動工具など工場用副資材の調達サイトを立ち上げている。11月から全国展開するほか、01年末には100万アイテムの商品構成で、100社との取引を目指しており、住友商事と三井物産が副資材の分野で連携するのはこれが初めて。