半径測定器の特長とラジアスゲージとの違い
半径曲面の外周に当てるだけで半径が測れる測定器です。

特長
- ラジアスゲージのように複数のサイズのリーフを揃える必要がなく、1回当てるだけで、半径(R)0.5mm〜150mmまで測定が可能です。
- 測定対象物の3点を接触させることにより、正確な半径(R)測定が可能です。
- 板金、成形、切削加工時などの半径(R)の確認、検証用として使用します。
ラジアスゲージと半径測定器の違い

半径曲面を測定する工具として半径測定器とラジアスゲージがあります。
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半径測定器
測定物に1回当ててその数値(半径)を測るものです。 -
ラジアスゲージ
測定対象となる製品の丸み部分に実際にゲージの測定部を当てて比較測定するものです。
ゲージの各ブレードにはR(半径)が刻印されており測定対象のR部に合うブレードを探します。
- 測定範囲を確認してください。
例)外周半径(R)0.5mm〜150mmまで - 最小読取値を確認してください。
例)半径(R)0.1mmまで - 器差を確認してください。(測定器の示す値と、それが本来示すべき真の値との差のことです)
例)半径(R)±0.2mmまで
ココミテvol.2より転載