タッピングネジ締め付けでバカになった樹脂部の補修に使用。本品埋め込みと、ネジの変更で対応しました。ハンダごてでの埋め込みは初めてでしたが、全く問題なく思い通りの結果となりました。
造形後のボスに半田ごてを当てて簡単に押し込めます。
埋め込み後の強度も今のところ問題なく、繰り返し脱着する際に重宝します。
スクータープラスチックパネルの、タッピングネジのネジバカ補修に使用。現在のスクーターは、スピードワッシャ等でネジバカ対策されているが、昔のスクーターなので、パネルに突き出たボスにタッピングネジを直止めする方式。何度か着脱を繰り返すとネジバカになったり割れたりして使えなくなる。ヘリサートも試したが強度が弱く使えない。本品は予想をはるかに上回る食い付きの良さと強度で、全く不安なく固定が出来た。普通のメトリックねじが使えるのでガッチリ固定出来る上、ネジバカの心配もなくなった。ダメモト購入だったが、正直驚いた。
なおバイクのパネルやカウルへの使用にあたっては、埋め込み部を肉盛りや補強する等、やや高度な下処理が必要。
3Dプリント品に雌ねじが必要とされる際に使用しています
先端の細い部分が入る径の穴を用意してそこに乗せて半田ごてで押し込むだけで簡単に雌ねじが作れます
固定強度は樹脂の強度に依存しますが、再利用可能な雌ねじを立てられるのは非常に助かります
3Dプリンターで試作品を製作していますが、PLA素材への食い込みも良く、問題無く組み付けられています。
本来プラ系での使用を目的とした商品だったとおもいます。
しかし金属機械への使用も可能ではと判断し使ってみました。
銅という素材的に柔らかく適さないとは思っておりましたがそんなに強く締め付ける必要が無いため一応は○ですね。
出来れば硬い金属の物があれば良いなぁとおもう。