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エアーを効率良く使用する方法

工場で日常的に使用されているエアーは、生産活動にはなくてはならない装置です。作業で利用するだけでなく様々な機械の駆動源ともなっています。しかし、それだけの大規模装置のため、大量の電気を使用し、じつに工場で使用されている電力の2、3割がエアー関連とされているのです。 エアーを効率良く使用する方法について覚えておきましょう。

エアーの効率化で得られるメリット

電気を大量に使用するエアーは効率化できれば工場全体の節電につながります。そのためには、エアーを効率的に送ることが大切です。設備の中には見落としがちになってしまっている点もあるため、今一度確認のために点検してみましょう。

また、エアーを効率的に使用するために設備の点検をすることは、節電以外にも効果的です。エアーを使用する機械が急に壊れてしまったり、効率が落ちてしまったりするような不調を改善できるかもしれません。

エアーの点検のポイント

エアーの効率化に必要な点検ですが、具体的には「エアーコンプレッサーの点検」と「エアー配管」、「ドレン対策」の3つが挙げられます。いずれも見落としがちな部分や老朽化によって非効率を生み出してしまっているようなケースもあるため定期的に調べることが大切です。 また、場合によっては部品や装置の取り換えが必要になるかもしれません。まずはどこかに不調がないか点検してみましょう。

エアーコンプレッサーの点検

エアーコンプレッサーはエアーを使用するために必需となる、圧縮空気を作る心臓部分です。この装置の点検は、定期的に行うようにしましょう。

点検では、まず計器類が正常に作動しているか、オイルが入っているかといった点をチェックしましょう。計器類の作動はもちろんですが、オイルは意外に忘れてしまっているかもしれません。 オイルが不足しないようにチェックすることはもちろんですが、オイルの減るスピードが速くなってきた場合にも注意が必要です。コンプレッサー内の部品が老朽化していたり、破損していたりする可能性があります。

また、エアーコンプレッサーの容量を見直すのも効率化の観点で有効な手段です。生産量を維持するために容量を大きめに選んでいるケースの多い装置ですが、容量が大きいほど電力量も増加します。 新しい装置のほうが使用電力量に対する効率が上がっていることもあるので、老朽化や故障といったタイミングでは改めて容量から検討してみてください。

エアー配管の点検

エアーを工場内に行きわたらせる配管にも注意しましょう。複雑で曲がりくねった配管は、圧力損失を誘発して末端機器に十分な圧縮空気を送れない状態になっているかもしれません。このままでは動作不良を起こすだけでなく作業の非効率化にもつながります。できる限り曲がる回数を減らすようにしましょう。

さらに配管してから時間が経つと老朽化によって、管そのものに錆が発生したり、エアー漏れが起きたりしているかもしれません。エアーが効率的に送れなくなってしまうだけでなく錆やほこりが内部に多く入り込み、末端機器の故障原因になりますので十分な点検が必要です。

ドレン対策

エアーコンプレッサーには点検と併せてドレンへの対策もすることでエアーの効率化へとつなげられます。エアーコンプレッサーは大気中の空気を取り込んで圧縮空気を作り出しているため、装置内にどうしてもドレンが溜まってしまいますが、この中には水分だけでなく空気中の塵やゴミといった異物が混入しているためです。 このまま放っておくと、配管内にもこれらが入り込んでしまい、効率化を妨げます。

多くのコンプレッサーには、自動でドレンを排出するドレントラップが搭載されていますが、一部のコンプレッサーは、空気タンクにたまったドレンを手動で排出することが必要です。また、定期的なメンテナンス以外にも配管への入り口部分にエアードライヤや、フィルターを取り付けてきれいなエアーを送るように配慮するだけでも効率化に期待できます。

<まとめ>

エアーの効率的な使用は、工場内での電気使用量を削減するのに効果的な方法です。定期的にエアーコンプレッサーや配管の点検・メンテナンスを行うようにしましょう。これらの作業は、節電だけでなく作業効率化につながったり、機器の故障を未然に防いだりするのにも有効な手段です。必要に応じて機器の交換や入れ替えも視野に効率良くエアーを使用しましょう。


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