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卓上グラインダーの使い方

卓上グラインダーとは、回転する2つの砥石を持つ卓上固定型のグラインダーです。幅広い使い方ができ、荒削りからバリ取り、刃物の研磨まで金属加工のさまざまな場面で活躍します。ここでは、卓上グラインダーの使い方についてご説明しましょう。

卓上グラインダーとは

卓上グラインダーは、電動で回転する砥石に金属材料を押し当てることで、研削、研磨を行える卓上固定型の工具です。手で材料を持って卓上グラインダーに当てて使用するため、小型で固定しにくい材料でも手軽に取り回して加工できます。

砥石を据え付ける部位は本体の左右にあり、粒度の違う砥石を取り付けて、荒研ぎと仕上げ磨きで使い分けるのが一般的です。ただし、砥石の種類が少ないため、基本的には荒研ぎ、バリ取り、サビ取り、研磨が作業の中心となります。

また、卓上グラインダーは使い方に応じて適切な製品を選択することが大切です。手元の作業領域を照らすライト、研磨屑や火花が目元へ向かうのを防ぐアイシールドが付属した機種は使いやすく、人気があります。

卓上グラインダー

卓上グラインダーの使い方

卓上グラインダーは単純な構造をした工具で、初めて使用する方でもすぐ使うことができますが、間違った使い方をすれば危険もあります。正しい使用方法を理解した上で作業を行いましょう。

準備/点検

平らで安定した作業台に、ボルトやクランプなどを用いて確実に固定します。各部に異常や破損がないかどうか確認しましょう。

工具や被切削物がブレないよう補助するためのツールレストは、砥石から1〜3mmの間隔をもって設置されているのが適切な状態です。もし、ツールレストが離れすぎていると被切削物や工具が隙間に巻き込まれ、思わぬ事故につながります。

また、発生する火花を受け止めるスパークブレーカーも適切な距離に保たれるよう調整してください。

準備/点検
保護具の着用

作業の際は火花や研磨屑が飛散します。作業者の安全のため、作業用手袋と安全メガネは必須です。必要に応じて防塵マスクなどの保護具も着用してください。

研磨方法

まずは何も当てていない状態で回転のスイッチを入れ、回転が十分に安定してから被研削物を当て始めます。砥石の付近に取り付けてあるツールレストに、被切削物および小さな被切削物をつまんだ工具などを置いて安定させ、ゆっくりと研磨しましょう。

研磨方法
砥石の種類

一般的に、卓上グラインダーでは#36〜#120程度の粒度の砥石が用いられます。研削・研磨の過程で表面に凹凸が表れたり、被研磨材から出た研磨屑によって目詰まりを起こしたりした場合には、砥石の清掃が必要です。砥石の清掃には、ダイヤモンドドレッサーというツールを用います。

砥石の種類

また、通常の砥石以外にも、樹脂製ホイール、ワイヤーブラシ、布製・不織布製のバフなど、いくつかのバフが使用可能です。樹脂製ホイールは、ダイヤモンドの粒子を含んだ強硬度のホイールで、超硬ドリルなど、強硬度の被研磨物の研磨に使用できます。ワイヤーブラシはサビの除去、バリの処理などに、布製・不織布製のバフは研磨剤を併用して金属製品等の粗磨き、仕上げ磨きを行うのに最適です。砥石・ホイール・ブラシ・バフのいずれを使用する場合でも、使用するたびに砥石等は摩耗していきます。交換時期が来たら所定の方法で交換を行ってください。

禁止事項

被切削剤は必ず砥石の外周面に接触させるようにします。砥石の側面にものを触れさせてはいけません。巻き込みや材料の破損、飛散につながります。また、砥石を覆うフードを外した状態での研磨も危険です。いずれの場合も深刻な事故を招く恐れがあります。

≪まとめ≫

卓上グラインダーは、研磨作業にはもちろん、バリ取りなどをはじめとする加工中のちょっとした作業に気軽に使える、非常に便利な工具です。使いこなすことができれば加工の幅がグンと広がるでしょう。