ガストーチの種類と特徴 【通販モノタロウ】
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ガストーチの種類と特長

ガストーチ(ガスバーナー)はプロパンやブタンなどの可燃性ガスを使用し、ノズルの先端から瞬間的に高温の炎を噴出させる道具です。配管のはんだ付けや塗装剥がし、樹脂製品のバリ取りなどマルチに活躍しますが、実は様々な種類があります。それぞれの特長を知り、作業内容や目的に合わせた製品を使いましょう。

ガストーチ(ガスバーナー)の構造

ガストーチ・ガスバーナーは、可燃性ガスに吸引した空気を混合し、点火することでノズルから炎を噴出させる溶接用品です。ガスはねじ込み式の特殊な形状をしたガス缶が主流で、その他にもプロパンガスに直接繋ぐタイプや、カセットガス、充てん式などがあります。 ガストーチの種類にもよりますが、炎の温度は1500度以上にも上り、様々な用途で活用が可能です。

一般的に、ガストーチはガスの供給口(ガス缶など)の上に空気の取り込み口が備わっています。点火・燃焼すると、内部の筒の中をガスが通って行く際に、空気口から取り込まれた空気が混ざり、噴出口から安定した炎となって噴出するという仕組みです。 一度燃え始めた炎は、基本的にガスの供給を止めるまで消えることはありません。多くの製品は、ワンタッチで一連の流れを完了させることができます。

ちなみに、ガスの量や空気の量を調節することで炎の大きさや温度を調節することも可能です。ガスを減らせば小さな炎に、空気を減らせばシャープな炎になります。

ガストーチの種類

ガストーチにはいくつか種類があり、主に先端器具の形状によって用途や特長が異なります。代表的なタイプを詳しく見ていきましょう。

  • ●ヨコ型

ガス缶に対して火口が横向きに付いているタイプです。スタンダードな形状で、幅広い用途に使われていますが、主に塗装剥がし、時代焼き、凍結氷解、炭起こしなど、火口が大きく、手元に近い部分の作業に向いています。


  • ●タテ型

ガス缶に対して火口が縦向きに付いているタイプです。高い所や手元から遠い部分の作業に向いています。火口が細く、隙間や狭い部分の配管作業におすすめです。パイプのロウ付け作業や塩ビパイプ曲げなどにも適しています。


  • ●トリガー着火型

手元のトリガーを引くことで着火されるタイプです。着火・消化が簡単なので、何度も細かく着火を繰り返すような製造ラインに適しています。その他、樹脂製品のバリ取りや厨房の作業などにもおすすめです。


  • ●ねじ込み式以外のタイプ

業務用の場合、ねじ込み式のガストーチ専用ガス缶を使用するタイプが一般的ですが、その他にも、一般向けのカセットガスやキャンピングガスを使用するタイプ、ライターの用にガスを充てんするタイプもあります。 カセットガスの場合はコストが安く済む代わりに火力が弱く、充てん式の場合はガス缶が不要で手軽な分、使用可能時間が短いのが特徴です。

炎の種類

ガストーチが作りだす炎にも種類があります。炎によってそれぞれ向いている作業や特徴があるので、炎の種類からガストーチを選ぶのも良いでしょう。

  • ●集中炎

汎用性が高く、一般的な炎の形状です。ヨコ型のガストーチに多く見られます。1点に集中して温度が高いので、細かい作業もしやすい炎です。各種はんだ付け・ロウ付け、樹脂のバリ取りなど、幅広い作業に使えます。集中炎の中でも、極細集中炎や太集中炎など太さに差があるので、作業に合わせて選びましょう。


  • ●スクリュー炎・スパイラル炎

ねじれたような形状の炎で、「ジェットスクリュー炎」などと呼ばれることもあります。銅管などの丸いものに絡みつくので、パイプのはんだ付け・ロウ付けなど、配管作業に向いています。タテ型のガストーチに多く見られるタイプです。


  • ●棒状炎

直径が大きく、棒状に燃える炎の形状です。広い範囲の加熱に適しています。用途は塗装剥がし、あぶり作業、炭の火起こしなどが主です。

≪まとめ≫

手軽に高温の炎を生み出すガストーチは、現場には欠かせないアイテムです。使い勝手がよく、傾けたり逆さにしたりしても、ガス漏れの心配はありません。ガストーチの種類や炎の形状を知り、自分の用途に合った製品を使って作業効率をアップさせましょう。


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