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チェーンオイルの種類と特長

自転車用のチェーンオイルは、自転車を販売する際にさして購入者に引き渡す方法や、日々のメンテナンスとしても活用される身近なオイルです。しかし、チェーンオイルといってもドライ、ウェット、ワックスと種類があり、使うタイプにより仕上がりが左右されます。それぞれの特長と使い方を覚えましょう。

チェーンオイル

チェーンオイルの種類

自転車のチェーンオイルは、オイル・ルブリカント・潤滑剤などと呼ばれたりしますが、どれも注油で使うケミカルのことです。これは大きく分けて、ドライ、ウェット、ワックスに分けることができます。一見どれを選んでも同じように手入れができるように感じてしまいがちです。 ところが、選ぶ種類を間違えるといくら注油してもチェーンが汚れてしまい、次第に汚れ自体も落ちにくくなってしまいます。それぞれの特長を理解し用途別に使い分けましょう。

ドライタイプ

飛び散りやたれが少なく、モーターサイクルを汚すことがありません。チェーンを汚したくない希望があるなら、ドライタイプを選ぶと間違いありません。さらさらしたチェーンオイルでゴミが付着しない代わりに、オイル切れを起こしやすいためこまめな注油が必要となります。

ドライタイプは、注油後に何時間か放置し、乾燥させてから走行すると、チェーン表面の汚れが自然と剥がれ落ちます。このように、チェーンを汚さない自浄作用があるのが特徴です。ウェット系に比べるとチェーンは多少重くなりますが、粘度の高いチェーンと比べると軽い走行になります。

耐久性は晴れた日のみの走行で200〜250km程度となり、週に一度の注油で問題ありません。ただし雨に弱い性質があるため、強い雨が降った日はすぐに注油する必要があります。また、乾燥時間が短いとチェーンが汚れやすいため、チェーンオイルを注してから数時間程時間を置くことができる人におすすめのオイルです。

ウェットタイプ

潤滑浸透性と防錆効果の高さが特長で、 オンロード車はもちろん、オフロード車にも有効です。泥や水、雪に強く、どんな天候での走行にも耐えられます。逆にいえば雨天時に自転車に乗らない人にはウェットタイプは必要ありません。

また、ハードなコンディションでもチェーンからオイルが離れにくく、逆にドライコンディションでは汚れが付きやすいのがデメリットです。粘度があり、チェーンが汚れやすい点には注意しましょう。

ワックスタイプ

ドライタイプよりもさらにチェーンが汚れづらいオイルです。ドライタイプと同様、水で流れ落ちやすいため、こまめな注油が必要となります。日常生活での自転車の乗車に向いており、チェーンを綺麗に保ちやすいことから人気があります。

どのチェーンオイルを選べばよいか迷ったら、チェーンを綺麗に保つことを優先するならワックスタイプ、ドライタイプ、ウェットタイプの順番で選択してください。ハードコンディションでの耐用性を求めるなら、ウェットタイプ、ドライタイプ、ワックスタイプの順番で選びましょう。

ハードな乗り方はあまりせず、どのような状況でも対応しやすいチェーンオイルを選ぶならドライタイプを1本選ぶことをおすすめします。また、雨や雪での走行が多い場合や、マウンテンバイク、シクロクロスにはウェットタイプを選べばよいでしょう。

自転車のメンテナンスをする際に注意したいのが、チェーンオイルが無いからとミシン油やサラダオイルを使用してしまうことです。自転車専用のチェーンオイルが無ければ、ホームセンターで売られているものでも対応できます。 専用品とは粘度の違いのみで、レース用は粘度が低め、ホームセンターで売られているタイプは粘度が高めとなるだけです。ただし粘度が高くなれば流れにくくなる代わりに、チェーンが汚れやすくなることは覚えておきましょう。

<まとめ>

自転車のメンテナンスに使うチェーンオイルは、粘度の違いにより汚れにくさや耐久性が異なります。通勤や通学など日常生活ではメンテナンスの頻度が高くないもの、高級自転車に乗る方は汚れにくいもの、ハードコンディションなら耐久性など、自転車の使い方によりオイルを使い分けましょう。