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電動工具のバッテリーの種類

コードレスタイプの電動工具では、バッテリーが使用感を大きく左右します。電動工具のバッテリーには、リチウムイオンバッテリー、ニッケル水素バッテリー、ニッカドバッテリーなどいくつかの種類があり、その容量などのスペックもさまざまです。電動工具のバッテリー選びに迷ったら、この記事をご参考にしてみてください。

電圧と容量について

電動工具のバッテリーのスペックで必ず確認すべきなのが「電圧」と「容量」です。電圧と容量は、それぞれバッテリーのどのような要素を表しているのでしょうか。知っているようで詳しくは知らないという方も多いかもしれません。

電動工具のバッテリーの「電圧」

電圧は、電動工具のパワーを左右するものです。電圧が大きければ大きいほど、より強大なパワーをもって機械が動作します。回転数の多い作業や、大きな打撃力を必要とする作業を行うため、より電圧が高いバッテリーが望ましいでしょう。

電動工具のバッテリーの「容量」

容量とは、バッテリーの内部に充電できる電池の大きさのことを指します。一度満充電の状態まで充電したバッテリーが空になるまでに行える作業量は、バッテリーの容量が大きければ大きいほど多いです。 したがって、高用量のバッテリーを使用すれば充電の頻度が少なくて済み、充電切れの煩わしさが軽減されます。加えて、バッテリー電池の寿命は充電回数に正の相関があるため、充電回数が少なくて済む高用量バッテリーは必然的に電池寿命も長くなるといえるでしょう。

バッテリーの種類

バッテリーは、その仕組によって3つの種類に分類されます。

ニッカドバッテリー

長期間放置による劣化、高温状態での充電による劣化などの難点がある反面、小型でありながら高出力のバッテリーです。使用上の注意点として、極めて有害な公害原因物質カドミウムを含有するため、廃棄時には細心の注意を払って適切な処理を行わなければならない点があげられます。ちなみに、充電回数は1000回程度です。

ニッケル水素バッテリー

ニッカドバッテリーと比べると、同サイズのバッテリーで約1.5倍程度の容量が得られます。ただし、充電回数ではニッカドバッテリーの半分程度の500〜600回です。廃棄物の有害性はニッカドバッテリーほどではありません。

リチウムイオンバッテリー

メモリー効果がほとんど見られず、使用状況によるバッテリー寿命の変化がきわめて一定なバッテリーです。ニッカドバッテリー、ニッケル水素バッテリーに比べて、廃棄時の有害物質の発生が更に軽減されています。

※メモリー効果について

メモリー効果とは、バッテリー残量がまだ残っている状態で継ぎ足し充電を行うと、まるで継ぎ足し充電を開始した時点の容量が全容量であるかのように振る舞う現象のことです。 この症状が起こると、満充電を行っても実際のバッテリー容量は数割しか充電されていない状態となり、バッテリーの「もち」が悪くなったように感じられます。悪化すると、作業を行うために必要な電池量をバッテリーが保持できなくなり、作業効率の悪化にもつながる現象です。

ニッカドバッテリー、ニッケル水素バッテリーではこのメモリー効果を起こしやすいため、なるべく一度の使用でバッテリーを放電させてから充電を行うことがバッテリーを長持ちさせるコツとなります。一方、リチウムイオンバッテリーはメモリー効果をほとんど起こさないタイプのバッテリーです。 したがって、充電状況・充電回数などに関する使用上の制約はほとんどなく、どのような使用状況で使用しようともバッテリーの寿命は概ね均一となります。また、長期間使用しない時なども満充電の状態にしておくとよりバッテリーを長持ちさせることが可能です。

<まとめ>

バッテリーは、電動工具のスペックを左右する重要な要素のひとつといえるでしょう。バッテリーの種類、電圧、容量などには色々な種類があり、想定使用状況や作業内容によって、どのようなバッテリーが最適であるかは異なってきます。


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