ゴムコードとビニルコードの種類 【通販モノタロウ】
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ゴムコードとビニルコードの種類

ゴムコードとビニルコードは、その素材でそれぞれ特徴が違います。ゴムコードは絶縁体、シースの素材がゴムで出来ています。絶縁体に使われているゴムの素材は天然ゴム、スチレンブタ、ジェンゴム、クロロプチレンゴムなどがあります。白熱電灯をつり下げるためのコードや、電熱器具などのコードに使われています。ビニルコードは絶縁体、シースともにビニルでできています。そのため熱など高温に弱いことから電熱器具のコードとしては使用できませんが、耐水性は高いため、室内で使う通常の電気器具のコードやテーブルタップ(電源タップ)として幅広く使用されています。

ゴムコードの種類

ゴムコードには袋打ちコードと丸打コードがあります。ゴム絶縁袋打コードの記号はFFです。電気こたつや電気アイロンなどの室内で乾燥したところで使用されています。ゴム絶縁体の線心上に下打編組がされていて、その上に合わせてさらに上打編組がされており、二重にゴム絶縁体を保護する形となっています。

ゴムコードとビニルコードの種類

ゴム絶縁丸打コードの記号はRFです。主として吊下式の照明器具用電源用コードとして使われています。袋打コードはその性質上、耐屈曲性に強くなっていますが、丸打コードは重量のある照明器具などをつり下げるため耐荷重性を強化してあります。編組は綿糸ですが、つり下げるタイプの照明器具は様々な形があるので、テトロン糸の編組補強形も使われています。

ゴムコードとビニルコードの種類

また、ゴムコードは袋打、丸打コードともに防湿用のコードがあります。ゴム絶縁防湿袋打コードの記号はWFFで、記号はWRFです。袋打コード、丸打コードともに外部編組の上に防湿性のコンパウンドを塗布して、表面を滑らかに仕上げたコードです。コンパウンドの加工をしていないゴムコードとは違い、防湿加工してあるコードとして、湿気や水気のある場所などで使われています。また人が触れるような移動電線としても使われます。さらに、主として室内で通常使用する300V以下の小型電気器具のコードとして使われているゴム絶縁平形コードがあります。FFという記号で表します。

ゴムコードとビニルコードの種類

ビニルコードの種類

ビニルコードにはいくつか種類があり、ビニル平行コード、ビニル丸形コード、ビニル長円形コードあります。ビニル平行コードの記号はVFFです。線心が2つで平行に配列されています。また2心が簡単に切り離しすることができ、屋内で使用する電気器具のコードや延長コードとして使用されています。ステップルなどで固定しないように使用する必要があります。

ゴムコードとビニルコードの種類

ビニル丸形コードの記号はジャケット形 がVRF、充実形がVSRFとなります。線心を2つまたは3つ合わせていて、繊維を丸めて仕上げたものをジャケット形といい、繊維が介在していないものを充実形といいます。2心は黒・白からなり、3心は黒・白・赤または黒・白・緑になります。ビニル丸形コードは主に屋内使用で小型電気器具に使用されています。

ゴムコードとビニルコードの種類

ビニル長円形コードの記号はVKFです。JISでは器具用ビニルコードと呼んでおり、線心数は2心のみです。用途としては、持ち運びや移動の少ない小型電気器具の電源コードとして使用されています。

ゴムコードとビニルコードの種類

ゴムコードとビニルコードの特徴

ゴムコード、ビニルコードともに素材の違いで分かれています。ゴムコードは素材のゴムによってさらに分かれていて、線心をどのように編んでいるのかで、袋打コード、丸打コードに分かれ、ものによっては防湿加工がしてあるコードまであります。ビニルコードも平行、丸形、長円形など形によって分かれています。ビニルは熱に弱いなど短所はありますが、安価であり室内では一番多く使われているコードです。それぞれの特徴を理解して、場所や用途によって使い分けしていくことが重要です。