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JASO規格について

バイクのエンジンオイルを選ぶ際に使われているJASO規格は、いくつかに分類されており、どれだけ摩擦特性に優れたオイルなのかの目安となります。エンジンオイル選びの際には絶対に覚えておきたい、JASO規格の分類を紹介しましょう。

JASO規格とは

JASO規格とは、日本自動車規格(Japanese Automobile Standards Organization)によって定められたエンジンオイルの規格です。動摩擦維持指数(DFI)、静摩擦維持特性(SFI)、制動時間指数(STI)を測定し、基準指数内ならMA、基準指数以外ならMBとなります。MBは低摩擦特性に優れた車両向けです。また、2006年には新たにMA1とMA2の規格が追加されました。

日本の自動車の規格については、日本工業標準調査会(JISC)から、自動車技術会が原案審議団体として指定されています。そのため、JISO規格はバイクのエンジンオイル規格だけでなく、自動車全般に及ぶ広い範囲をカバーしているのです。そのなかでも広く活用されているのが、エンジンオイルのJASO規格で、FA・FB・FC・FDと4種類あります。規格には2サイクルガソリン機関潤滑油規格、二輪自動車4サイクルガソリンエンジン油規格、自動車用ディーゼル機関潤滑油規格と、四輪・二輪・ディーゼルのガソリンエンジンでそれぞれ分かれています。

今までは販売されているガソリンオイルの明確な規定がなく、粗悪品も売られていましたが、1994年7月1日にJASO規格の運用が開始され、独自の品質基準を定めることにより、オイルに関するトラブルも少なくなりました。

JASO規格の分類

【2サイクルガソリン機関潤滑油規格】

2サイクルエンジンオイルのなかで最高品質となるのがFDで、2003年に規格追加となりました。FCのスモークレスタイプの性能をそのまま継承し、排気煙が少なく清浄性に優れています。

FA 2サイクルエンジンに対し最低限の性能を有する
FB FAに比べて潤滑性、清浄性に優れている
FC FCに比べて排気煙、排気系閉塞性に優れている。別名はスモークレスタイプ。
FD FCに比べて清浄性を高めたオイル
【自動二輪車4サイクルエンジン油規格】

自動二輪車4サイクルエンジン油規格のJASO規格では、大きく分けてMAとMBの2種類があり、さらにMAにはMA1とMA2の2つに分かれます。

二輪の場合は四輪に比べてエンジンオイルにかかる負荷が高く、過酷な条件があるため、高いエンジン回転数と急激な加減速にも耐えられるように作られています。ミッションの保護性やクラッチとの相性も問われ、四輪のグレードだけでは区別することができません。四輪の場合は低粘度のオイルが一般的ですが、二輪の場合は専用の規格表示が必要となり、1998年にJASO規格によりMAとMBのグレードが誕生しました。

どちらかが劣るというわけではなく、二輪により使い分けがされています。指定されているオイルの規格以外のものを使用すると、クラッチやトランスミッションに支障をきたすことがありますので、必ず指定のオイルを使用しましょう。

MA 高い摩擦特性を持っているのが特長で、せん断安定性が高く、MT車に使用されている
MA2 MAの摩擦特性の範囲で粘度を高めにしたもので、MA2と指定されている車種は必ずこれを使用する
MA1 MAの摩擦特性の範囲内で粘度を低めにしたもので、MA1と指定されている車種はこれを必ず使用する
MB 摩擦特性が低く、スクーターに使用されることが多い

ガソリンオイルに記載してあるJASO規格は、車種に適したガソリンオイルを選ぶ際の基準となります。選ぶ際には価格や見た目だけで判断するのではなく、JASO規格をしっかり確認し、どのような特徴を持ったオイルなのかを調べるようにしましょう。