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キーシステムの種類

キーシステムにも種類がありますが、錠前1つに対して鍵が1つ存在するものが一般的です。しかし、1つのキーで複数の錠前に対応するものなどもあり、使用目的に合わせてキーシステムを選べば、煩雑な鍵の管理がしやすくなります。 また、鍵はドアに付いている錠前だけでなく、南京錠やダイアル式といった特殊なものも少なくありません。複数のキーシステムを上手に組み合わせると、防犯性の面でも役に立ちます。

同一キー

同一キーとは1つのキーで複数個の錠前に対応できるタイプです。たとえば同一キータイプの南京錠10個を購入すると、1本の鍵を使用して10個の南京錠を開けることができます。

このタイプのキーシステムを選べば工場やオフィスなどで複数個所を施錠する場合、南京錠と同じ数のキーを用意せずに、1つのキーだけで管理できるため便利です。この場合、キー番号はすべて同じものとなります。

また、同一キーを利用すると作成するキーの総数を少なくできるのもメリットです。どのシリンダーにも対応したキーですので、錠前を管理する従業員が10名であれば、複数の錠前が必要でも10本の鍵を作成するだけで済みます。

ただし、同一キーは1本でも紛失・盗難に遭ってしまうとすべての錠前を開錠できてしまうことには注意しなければなりません。防犯性の面から考えると、重要な部屋の錠前は別の鍵が必要にするといった対策が必要です。

同一キー

単独キー

1つの錠前に対しそれぞれ固有のキー番号を持つ鍵を作成するのが単独キーです。共通のマスターキーは存在しておらず、錠前が3ヶ所あれば鍵が3本必要となります。各々の鍵は対応する錠前にしか使うことはできず、個別に管理しなければなりません。

一般的な集合住宅や戸建ての建物には広く普及しているキーシステムで馴染みの深いシステムといえます。マスターキーも存在しないため、持ち主が管理をきちんとすれば防犯性が高いのが特徴です。一方で、錠前の数が多い事業所ではキーの本数も多くなってしまうため持ち運びや管理が面倒になってしまいます。

単独キー

マスターキー

マスターキーシステムは、同一キーと単独キーの両面の性質を持ち合わせたキーシステムです。1グループの複数の異なる錠前に対し、錠前と対応する子鍵と、すべての錠前に対応しているマスターキーを作成します。

たとえば錠前A、錠前B、錠前Cと3種類の鍵を1本のマスターキーで管理することが可能です。事業所内の設備を責任者ごとにキーを管理する一方で、さらにその上司が統括的なキーを保持したい際に便利なキーシステムといえます。

マスターキー

逆マスターキー

逆マスターキーは、マスターキーと同様、1つのキーで複数の錠前に対応したキーを作るシステムです。ただし、1つのキーがすべての錠前を開錠できるのではなく、それぞれの子鍵が特定で共通の1つの錠前を開けられるという仕組みになっています。

事業所の入り口を開けるのに使うキーを逆マスターする錠前として、それぞれの部署の部屋に入るには対応したキーが必要になるといった仕組みを構築可能です。シェアオフィスやオフィスビルのエントランスを施錠する場所でよくみられます。

マスターキー

グランドマスターキー

グランドマスターキーは、異なったマスターキーを備えたマスターキーグループの錠前を、1つの鍵にて施解錠できるような仕組みです。たとえばマスターキーAとマスターキーBをそれぞれ作ったうえでさらに、両方のグループを施解錠できる鍵を作るようなキーシステムを指します。

グレートグランドマスターキー

異なったグランドマスターキーグループの錠前を、さらに上位の1本の鍵にて施解錠できるようにしたものです。非常に多くの錠前をシステム化して管理する場合に有効で、大きな事業所になればなるほどこうしたマスターキーが求められます。

グレートグランドマスターキー

<まとめ>

錠前を多数設置するような大規模な施設となると非常に多くのキーを個別で管理しなくてはなりません。そのため、個別に管理するよりマスターキーやグランドマスターキーを作成し、一元管理するほうが便利です。一般的に使われる単独キーを基本に、事業所の規模や部屋数、部署ごとの部屋の使用頻度、用途から最適なキーシステムを構築しましょう。