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ラミネーターの構造

ラミネーターはオフィスや飲食店などでも使われるアイテムで、書類の汚れや傷の防止、防水などが主な役割です。印刷物を綺麗な状態に保つために必要なラミネーターですが、どのような構造で加工しているかご存知でしょうか。 ここでは、普段はなかなか知ることのないラミネーターの構造を紹介します。

構造

ラミネート加工とは、印刷した紙の表面に薄いフィルムを貼る作業のこと。大まかな構造はヒーターとローラーから成っており、ヒーターで温めてフィルムの糊を溶かし、ローラーで圧をかけながら接着するという手法です。 ラミネーターは、ヒーターの加熱方法とローラーの本数により種類が分かれています。

ヒーターの加熱方法は大きく分けて2種類存在しており、ひとつはローラーを温める方式、もうひとつはフィルムを直接温めるやり方です。ローラーの本数にもバリエーションがあり、2本・4本・6本と種類が分かれます。 ローラーが多くなるほど仕上がりが良くなり、さらにローラーの本数が多い10本タイプでは高速での安定した加工が可能です。

一般的なラミネーターはA3サイズまで対応しています。カードサイズの大きさのものもありますが、はがきや名刺しか加工しない場合でも、A3サイズを選ぶケースが多いです。 これは、大きなサイズのほうが平行して一度に数枚加工することもできるため。ただし、置き場が限られていたり、予算が少なかったりする場合は、ハガキサイズやA4サイズなど対応するものを選びましょう。

加熱方式

ローラー内部から熱を与えるもの、外部から熱を与えるもの

ローラー内部加熱(内部加熱方式)とも呼ばれ、内部から加熱するためヒーターが見えずすっきりしているのが特徴です。しかし、ウォームアップに時間がかかったり、熱伝導に時間のズレが生じたりすることもあります。 ヒーターチャンバー方式は別名ローラー外部加熱とも呼ばれ、外側から温める2本ローラータイプでよく見かける方式です。現在多くの現場にて使われている代表的なタイプで、温まりやすい特徴があります。

フィルムを直接温めるもの

平板ヒーターが用いられていることが一般的です。板状のヒーターでフィルムを挟み、ヒーターでフィルムの糊を溶かしてからローラーで圧着します。また、構造が簡単で立ち上がりも早く、温度管理も容易です。しかし気泡が残りやすく、写真のラミネート加工には向いていません。

平板ヒーター方式にも種類があり、前方延長方式は前方のローラーで温め、後方の平板で温めるため、空気抜けが良くなっています。ローラー間接ヒーターを組み合わせたものは2種類のヒーターで2段階に分けて熱を与えており、スピーディで仕上がりが美しいことが特長です。

また、ベルト式と呼ばれるローラーをベルトでくるんで加工する方式もあります。巻き込みのトラブルがほとんど発生しませんが、ローラーの圧力調節が難しいです。

ローラーの本数

ローラーは2本、4本、6本と分けられ、ローラーが多いと仕上がりが良くなります。2本ローラーでは、加熱・圧着・フィルム送りを行うのはヒートローラーのみです。 そのため、サイズの大きいA3やA4の加工では、フィルムが反ってしまう場合があります。ただし、カードサイズなら沿っていてもあまり目立ちません。

2本

4本ローラーでは、フィルムをヒートローラーで加熱し、プルローラーで引っ張って圧着することが可能です。そのため、反りが目立たず綺麗な仕上がりになります。ある程度費用も抑えられるので、コストパフォーマンスを求める方におすすめです。

4本

6本ローラーは、4本のローラーで加熱、2本のプルローラーで引っ張りながら圧着します。反りが少なく美しい仕上がりでありながらも、スピードが速く一度に多く加工することが可能です。

6本

<まとめ>

上記のようにラミネーターにも種類があるため、仕上がりの良さや価格の違いから比較してみましょう。加熱方式による違いだけでなく、ローラーの本数でも比べてみることがおすすめです。仕上がりを重視するのか、価格の安さを優先するかでも選ぶラミネーターは変わってきます。ニーズに合わせたラミネーターを選ぶようにしましょう。


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