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のこぎりの使い方

のこぎりは、木材の切断において欠かせない工具です。電動の切削工具と違い、充電や電源確保の手間なしですぐ使用することができ、軽量かつ小回りが利き、手作業ならではの繊細な作業が行えるなど数々の魅力があります。そんなのこぎりの使い方をご紹介しましょう。

のこぎりの使い方

のこぎりは、さまざまな現場で木材の切断に用いられる基本的な工具ですが、使いこなせればちょっとした作業に役立ちます。ここで、正しい使い方を確認しておきましょう。

準備

切断の際には手や膝で材料を押さえることもできますが、可能な限り材料をクランプなどで作業台に固定したほうが美しい仕上がりになります。また、刃をまっすぐ進めるためのガイドとなるソーガイドを使用すると、直線や90°カット、45°カットなどが簡単に行えるので非常に便利です。

縦引きと横引きの違い(両刃のこぎり)

一般的に広く普及している両刃のこぎりは、2通りの使用方法により切断できます。刃の間隔が粗いほうが縦引き刃、細かい刃が詰まっているほうが横引き刃です。

縦引き刃は木材の木目と平行に切断する際に使用するもので、木材に対して10°〜30°の角度でのこ刃を寝かせるようにして切り進めます。一方横引き刃は、木材の木目に対して垂直に切断する際に使用するものです。木材に対して30°〜45°程度の角度をもって、やや立て気味にして切断します。

基本の切り方

まず、切り始めの引き溝を付けます。のこぎりを持っている手と逆の手の親指の爪を切り始めの位置に当て、爪に添わせるようにして、のこ刃の根本部分で軽く木材に引き溝を付けましょう。この引き溝をきっかけにして切り進めていきます。

刃渡りの広い範囲を使用し、ケガキ線に沿うようにしてのこ刃を前後させます。のこぎりは手前に引く時に切断が進むので、のこ刃を動かす際は、引く時に軽く力を込め、押し戻す時には力を込めずに返しましょう。いずれの場合も、無理に力を込めるとのこ刃が湾曲する原因となるので注意してください。

切り終わりの処理

順調に切り進めていても、切り終わりの部分で切り離す側の木材が自重によって落下し、大きな欠けが生じることが多いので注意してください。切り終わりに近づいたら、切り離す側の材料を手で支え、のこぎりを小刻みに優しく動かすようにして切り進めます。

片手引き/両手引き

のこぎりの引き方は、片手引きと両手引きの2種類です。片手引きは、利き手と逆の手で材料を押さえ込んで切る方法で、材料が動きがちなので、細い棒材などの切断に向いています。一方両手引きは、足で材料を押さえ込んで両手でのこぎりを引く方法です。安定性に優れているので、大型の木材や厚みのある木材の切断に向いています。また、縦引きの場合には木材のバタつきが大きくなりがちなので両手引きがおすすめです。

メンテナンス方法

のこぎりは使用するにつれて刃の切れ味が落ちてくるため、必要に応じて目立てヤスリやダイヤモンドやすりで研磨し、刃の切れ味を蘇らせる必要があります。

ただし、替刃式ののこぎりの場合は、焼入れ加工が施された高強度ののこ刃を使用していることが多く、目立てができない場合があります。このような製品は、刃の交換をするのが一番です。

刃の交換の際は、柄の規格に適合した専用の替え刃を用意してください。手袋を着用し、刃先に布を巻きつけた上から握り、作業台などに柄の背を軽く叩きつけます。すると刃の固定が外れるので、刃を新しいものと交換し、手で柄をある程度まで押し込んで仮止めしましょう。最後に柄の尻部分で作業台を軽く叩くと刃が固定され、交換が完了します。

保存方法

のこぎりを使用した後は、刃に付着した切り屑を払い、防錆油や種子油を含ませたふきんで拭いておきます。保存箱や専用の鞘に収め、高温多湿を避けて保管してください。

≪まとめ≫

のこぎりは単純な構造でありながら、使いこなすまでには少々の慣れを必要とする奥深い工具です。使い方をマスターすれば、色々な場面で役に立つことでしょう。


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