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接着剤の正しい使い方

接着剤を塗布する方法には接着剤の種類や接着部の形状・大きさ・材質、表面の粗さによって異なります。ここでは接着剤を手動あるいは機械で塗布する方法についてそれぞれご紹介します。

手動で塗布する方法

全面塗布法

表面の粗いコンクリートや木材に適しています。ハケ、ブラシ、ハンドローラー等を使用し、被着材の全面に偏らないよう塗布します。

  • 【刷毛】
  • 【刷毛】
  • 【ブラシ】
  • 【ブラシ】

  • 【ローラー】
  • 【ローラー】
クシ目ゴテ

ハケでは欠膠(けっこう:接着剤の塗布量が不足または浸透しすぎている状態)が生じる場合や、高粘度の接着剤を広く塗布する際は、先端がギザギザのクシ目形状の器具を使用することで、塗布量の調整が出来ます。

【クシメゴテ】

【クシメゴテ】

部分塗布法
  • 点状塗布
  • ダンゴ貼りとも呼びます。点状塗布とは名前の通り、等間隔で点として接着剤を塗布していきます。一般的にペースト状の接着剤を使用する場合に用いります。
  • 辺状塗布
  • 格子状塗布とも呼びます。辺状塗布は格子を描くように塗布していきます。
  • 辺状塗布はゴム系の接着剤で用いられます。
  • これらの部分塗布は施工時間が短縮出来、少量で済むため使用する接着剤も節約できるという利点があります。

部分塗布

部分塗布

片面塗布と全面塗布

ほとんどは片面塗布ですが、合成ゴム系に代表されるコンタクト型は両面塗布します。これは両面に薄く塗布し、溶剤が蒸発してから圧着することによって強固な接着が生まれます。 また、上手に手で広い範囲を塗布する際は、ムラのない接着を行うため、ハンドローラーが適しています。まず一度、接着剤をヘラで広げた後にハンドローラーにて塗布していきます。 塗布の際の注意点としては、多孔質(微細な空孔が非常に沢山ある材料:紙など)な被着材や、粗面は平滑面より多めに塗布し、粗面の場合、両面に塗布します。

接着剤を上手に使うには

接着剤を上手に使用するためには、下記のような道具があると便利です。

紙ヤスリ・ウエス:接着前の下地に使ったり、使用後の磨きに使ったりできます。接着面は極力平面にし、清潔な状態で作業を開始しましょう。

  • 【紙ヤスリ】
  • 【紙ヤスリ】
  • 【ウエス】
  • 【ウエス】

ゴム手袋やポリ手袋:皮膚に付着するのを防ぐため、使用してください。

  • 【ゴム手袋】
  • 【ゴム手袋】
  • 【ポリ手袋】
  • 【ポリ手袋】

  • 【マスキングテープ】
  • 【マスキングテープ】
  • はみ出し防止に便利です。
  • 接着剤塗布時のヒビ割れや隙間を埋めるような場合には、マスキングテープが活躍します。マスキングテープを接着剤を塗布する箇所の周りに貼ることで、接着部分以外の接着剤のはみ出しを防げます。マスキングテープは接着剤が固まる前にはがしましょう。

  • 【クランプ】
  • 【クランプ】
  • 固定具。接着剤が完全に固まるまで押さえておくために必要です。
  • 小物ならマスキングテープ・タイル等の重いものはガムテープなどが使用可能です。木材などの固定には釘やクランプなどを使用します。

  • 【ヘラ】
  • 【ヘラ】
  • 全体に塗り渡らせたり、細かいところにも塗りこんだりすることが可能です。

  • 【ラッカー薄め液】
  • 【ラッカー薄め液】
  • 塗料うすめ液。接着面の汚れを落とすことができます。

機械で塗布する方法

スプレーガン方式

合成ゴム系接着剤で用いられ、以下の特徴があります。

  • 【接着剤】
  • 広い面積への塗布に有効
  • 塗布がムラなく均一に行える
  • 接着剤が被着面に及ぶまでに大半の溶剤が揮散するので、オープンタイムが短く済む
  • 多孔質で吸収性がある被着材にも表面だけに塗布できる
ロールコーター方式

被着材の片面のみに塗布するシングルロールコーターと両面に塗布するダブルロールコーターがあります。塗布量を均一に効率よく作業できるため、合板などの幅の広いものや長尺なものへの使用に適しています。

フローガン方式

粘度が400mPa・s以下の接着剤で用いられます。ノズルを点接着や線接着に使用する丸口や薄い膜状の接着フィルムを作るスリット型ノズルなどに変更することが出来、またロールやハケなどとも組み合わせて様々な使用の仕方があります。

【フローガン】

フローコーター方式

接着剤をすだれ状に落下させ塗布していきます。1分間に150mもの塗布が出来るスピードが特徴でありますが、被着材をくぐららせて塗布するため、平面状の被着材でなければなりません。