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板金塗装行程表

自分で板金塗装を行うときにどのような手順で行ったら良いか把握している方は少ないと思います。基本的な流れを、板金塗装工程表としてまとめたので、これから板金塗装をしようと思っている方はぜひご参考ください。

板金塗装とは

板金塗装は自動車の外装パーツを修理するものであり、板金と塗装の2つの工程を行います。たとえば車の外装の凹みや傷などを、以前と同様の見栄えに戻すものであり、専門の技術者の手によって行うことができます。

主な作業としては板金ハンマーと当て板と呼ばれる板を使い、ハンマリングで修繕する方法やスタッド溶接機や盛り半田を使うものなどその技術や方法はさまざまあり、非常に奥深い修正・再生作業の分野となります。

また、板金は大きく3つに分けることができ、外装パーツを修正する外板板金、内部の骨格にあたる部分を修正するフレーム修正、損傷が激しいパーツを交換する取り換え作業です。

今回はそんな板金塗装のなかでも比較的多く行われている車体への傷などによる板金の主な工程とその作業内容を次章でご紹介していきます。

板金塗装の工程について

板金塗装の工程について

剥離とは

ダメージを受けた部分の塗装を剥離機などで丁寧に剥離し、その後の板金作業をスムーズに行うための作業のことを指し、板金塗装で最初に行う作業です。十分に剥離ができていないと、塗装の失敗にもつながるため注意しましょう。

プライマーとは

プライマーは、接着しにくい材質のものに対して、接着性を改善するために塗る薬品のことです。塗装する素材によって適したプライマーも異なるため、目的に応じて選ぶことが必要となります。

オーバースプレーとは

スプレー塗装の際に、ダメージ部分を超えて塗装することです。実際の塗装面に当たって塗料が跳ね返ったり、マスキングテープの上に付着したりと、スプレー塗装の場合は目的の塗膜以外の箇所への塗装も行われますが、こうしたオーバースプレーを行うことで美しい仕上がりを保持します。

しごき付けとは

腰が強いヘラを使い、急角度で表面に下地が残らないように金属面の凹凸を埋める下地処理作業のことです。凹部が上手く埋まらない場合、速乾性のパテなどを使い2、3回にわけて行う場合もあります。

ポリパテとは

ポリエステルのパテに少量の硬化剤を混ぜこみ、科学反応によって硬化させるペースト状の造形材料のことです。通常は、しごき付け後、さらにポリパテによって重ね付けを行います。

巣穴拾いとは

パテの中に空気が入り込み、空洞ができてしまうことも多いです。空洞の断面が表面上に見えている箇所を巣穴と呼び、パテなどで埋める作業を巣穴拾いといいます。

プラサフとは

サフェイサーとプライマー両方の役割を持った下地塗料のことです。一般的には塗料とダメージ面の密着性を高める塗装ともいわれていますが、塗装面の細かい傷や凸凹を埋める液体状のパテとしての役割といった側面もあります。

ウレタンシンナーとは

トルエン100%のシンナーとキレシン100%のシンナーの中間に位置しているのがアクリルシンナーです。プラサフ塗装後、さらに上塗り塗装作業として、水洗いを行いウレタンシンナーで塗装します。

ポリッシングとは

板金塗装の最終工程であり、ポリッシャーなどで最終的な磨き作業を行うことです。ポリッシャーとバフを組み合わし、コンパウンドなどで磨き上げ、最後に専用のクロスなどで吹き上げます。

<まとめ>

今回は板金塗装の基本的な基礎知識の解説と、板金塗装の工程、その中で使うさまざまな用品などについて解説してきました。板金塗装の工程には上記のように細かな工程がありますが、それぞれが重要な作業といえるでしょう。ご自身で板金作業にチャレンジする際の参考になれば幸いです。


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