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トリマーの使い方

トリマーは、ビットを付け替えることで木材の面取り、飾り面取りなどのさまざまなトリミングや溝切りをこなせる電動工具です。トリマーをうまく使いこなせるかどうかは製品の仕上がりに大きく影響します。正しい使い方のご確認に、ぜひこの記事をお役立てください。

トリマーとは

トリマーとは、木材のトリミングに使用する切削工具です。面取り、飾り面取り、溝切りなどさまざまな専用ビットがあるため、家具製造のような木材加工業において幅広く活用されています。

トリマー

ビットを付け替えていろいろな形状の加工が出来る点がトリマーの大きな魅力です。

面取り用ビットは、横から見た時の切り口の形状によっていろいろな種類に分類できます。角を半円状にえぐり取るサジ面、直線状に削り取るカク面などの基本的なものから、半円状に膨らんだ形状に削るギンナン面などがあり、好みによって使い分けることが可能です。

  • サジ面
  • サジ面
  • カク面
  • カク面

  • ギンナン面
  • ギンナン面

溝切りも、切り口の形状によってストレート、U溝型、V溝型、アリ溝などいくつかの種類があります。

  • U溝型
  • U溝型
  • V溝型
  • V溝型

  • アリ溝
  • アリ溝

トリマーの使い方

トリマーを使いこなすには少々の慣れが必要です。トリマーの熟練度は、製品の仕上がりの美しさを左右するため、正しい使用方法をよく理解して、慎重に作業に当たりましょう。以下にトリマーの基本的な使い方をご紹介いたします。

ビットの交換

使用したいビットを本体に取り付けます。電源を抜いた状態で作業を行ってください。モーターシャフトを押さえながらコレットナットを緩めるとビットの抜き差しができます。 ビットは深くかませたほうが安定するため、短くとも1.5cm程度はチャックにかませるようにしましょう。しっかりとナットを締め、確実にビットを固定してください。

ビットの交換

使用前の準備

加工を行う材料は、バタつかないようにクランプします。切削屑が発生するため、作業者はマスクや保護メガネを着用し、巻き込みの起きない革製の作業用手袋を着用しましょう。

切削深さの調整

ビットが木材を削り取る深さを設定します。ベースからビットがどれだけ突き出ているかで加工の深さを調整してください。ベースの固定を解除した状態で本体を台に立て、その時の目盛りを読み取ります。 そこから削りたい深さを足し算した目盛りに改めて深度を調整し、固定ネジをしっかりと締めましょう。慣れてきたら、定規などで直に長さを測って設定してもかまいません。

なお、一気に深く削ると、切削面が乱れたりビットが損傷を受けたりします。3mm程度の深さの切削であれば一度に行って構いませんが、それ以上の深さが欲しい場合には数度に分けて削るのが望ましいでしょう。

切削深さの調整

溝切り

溝切り加工の際にはストレートガイドを使用します。トリマーの回転は右回転です。作業者から向かって左側に進んでくるため、ストレートガイドはトリマーの右側に取り付けましょう。ベースプレートを材料に乗せ、ビットを材料に当てない状態で回転を始動させます。回転が十分に安定したら、そっと材料に接触させて掘り進めてください。

ストレートガイド

溝を掘りたい場所が材料の端から遠く、ストレートガイドが届かない場合や、材料の端と平行でない溝を掘りたい場合には、ストレートガイドは使用できません。直線のガイドプレートを使ってください。

面取り

基本的な削り方は溝切りの場合と同様です。面取りの場合、トリマーの送り方は、外周は反時計回り、内周は時計回りになります。送る方向を間違えるとトリマーがうまく進まないばかりか、切り屑が飛び散ったりトリマーが作業者の方向へ向かったりして危険です。十分注意しましょう。

トリマーの送り方

トリマーは、進め方が早すぎると切断面が荒れ、遅すぎると材料の焦げ付きが起こります。適切なスピードをつかむため、端材などで練習すると良いでしょう。溝切りの作業はどうしても切断面の荒れが生じやすいので、加工後にやすりでバリ取りを行います。

≪まとめ≫

トリマーは、使いこなせればとても便利な工具です。色々なビットを使い分けて活用してみてください。


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