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USBハブのセルフパワーとバスパワーの違い

USBポートの数を増やすUSBハブ。購入する際に「セルフパワーとバスパワーのどちらが良いのか?」と迷うこともあるでしょう。この2つの違いをよく理解しないまま購入すると、後から困ってしまうことにもなりかねません。今回は、セルフパワーとバスパワーの違いや各々に向いている機器について解説していきます。

セルフパワーとバスパワーの違い

一般的にUSBハブには、「セルフパワー」と「バスパワー」という2つのタイプがあります。2つの違いは、「電源供給の方法」です。では電源の供給方法によってそれぞれどんな違いが出てくるのか見ていきましょう。

知ってる?バスパワーとセルフパワーの違い

そもそも「USBハブ」とは、USBポート(端子)を増やすための機器のことです。パソコン本体にもUSBポートはついていますが、一般的に2〜4個程度しかありません。マウスやキーボード、プリンタやスキャナ、USBメモリや外付けHDDなど、接続したいUSB機器がたくさんある場合、数が足りなくなってしまうことがあります。そんなときは、USBハブをパソコンに繋げることで、USBポートを分岐・増加させることが可能です。ちなみに、パソコンに繋げる方の端子のことを「上流ポート」、増加させた端子の方を「下流ポート」と呼びます。下流ポートの数やデザインは製品によって異なります。

そのUSBハブには、2種類の電源供給方法があります。それぞれの違いや特徴は以下の通りです。

【バスパワー】

専用のACアダプタを使用し、コンセントから電源供給を受けるタイプです。パソコンとはデータのやり取りのみを行います。消費電力500mA以下の機器を接続することが可能です。

電源供給が安定しており、消費電力が大きな機器を接続できます。製品によっては5個以上のポートを持つタイプもあり、たくさんUSB機器を接続して同時に使用しても安定して動作する点が特徴です。ただし、ACアダプタの接続が必要となるため、コンセントがない場所では使えません。配線が複雑になってしまうこともネックです。

【バスパワー】

上流ポート(パソコン側に接続しているUSBポート)を通じて、パソコンから電源供給を受けるタイプです。消費電力100mA以下の機器を接続することができます。

ACアダプタが不要のため、持ち運びがしやすく、コンセントのない外出先で使用することも可能です。配線もスッキリとまとめることができるでしょう。ただし、パソコンに電源供給を依存しているため、消費電力の大きな機器は正常に動作しないこともある点には注意が必要です。また、電源とUSBハブの駆動の都合上、ポートの数は4個以下となります。

セルフパワー・バスパワーに適した機器について

では、それぞれどんなUSB機器が接続に適しているのでしょうか。合わない機器を使用すると動作が不安定になることもあるので、目的に応じて使い分けましょう。

【セルフパワー】

1ポートにつき5V・500mA以下の、消費電力の大きなUSB機器が適しています。具体的には、プリンタ、スキャナ、外付けHDD、CD/DVDドライブ、携帯充電器などです。

ただし、パソコンと電源が連動する機器の場合、パソコン本体のUSBポートではなくUSBハブに接続していると連動しない場合があるので注意しましょう。また、携帯充電器などは、ACアダプタで電源供給していても、パソコンとの接続を外すと充電されない場合があります。

【バスパワー】

【バスパワー】

パソコンから受ける電流を分けて使用するので、適した機器を使っていても、接続数が多すぎると動作が不安定になることがあります。

USB規格(2.0もしくは3.0)が同じ場合は、セルフパワーかバスパワーかによって転送速度が大きく変わることはありません。使いたいUSB機器の種類や数に応じて、どちらのUSBハブにするか選択すると良いでしょう。

≪まとめ≫

近年では、セルフパワー・バスパワーの両方に対応したタイプや、パソコンの電源を切ると同時に待機電力もカットされるセルフパワーのUSBハブなど、様々な種類が発売されています。自分の目的や使用状況に合わせ、適しているものを選びましょう。