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絶縁電線とケーブルの種類

電線とは、電気を伝導することができる金属線のことで、絶縁電線や巻線(エナメル線など)、裸線(送電線など)、ケーブルなどの電気の電動金属線の総称です。光ケーブルのように光信号を伝送するものも含まれます。導体は、電気が通る部分で、金属でできています。単線(1本)やより線(複数の単線を集めてねじった線)で構成されています。電気機器とハンダ付けをすることでガスが発生する場合があるため、環境によってメッキ加工が施されます。許容電流は、導体の太さや絶縁体の材質、また周りの温度や、電線の張る長さで決まります。絶縁体の能力が低い場合や、温度が極端に高いまたは低い場合、電線を張る長さが非常に長い場合などにおいては、導体を太くした電線を張る必要があります。また、絶縁電線とは、銅などの電気を通す導体が絶縁体で覆われているものをいいます。絶縁電線にはシースが覆われていません。ケーブルは、絶縁電線のまわりにシースを覆った電線です。2心、3心、4心などいくつかの絶縁電線が一緒になっていて線心とシースの間にシールドを施すケーブルもあります。

ビニル絶縁電線

ビニル絶縁電線の記号はIVです。単線とより線があり、被服の厚みは導体の太さにより変わってきます。0.8mmから2.8mmまであり導体が太いほど厚くなります。被覆の色は、導体が軟銅の場合は黒、白、赤、緑、黄、青の6色で、黒、赤を電源線、緑を接地線、白を中性線としています。導体が硬銅の場合は黒、白、青の3色となります。600V以下の一般電気工作物、電気機器用配線および盤内配線に用いられる最も一般的な絶縁電線です。導体最高許容温度は60℃です。

ビニル絶縁電線

二種ビニル絶縁電線の記号はHIVです。構造や被服の色などはビニル絶縁電線と同じですが、HIVは絶縁体に耐熱ビニルを使っているためIVに比べ熱に強くなっており、許容電流も大きくなっています。最高許容温度は75℃です。

屋外用ビニル絶縁電線の記号はOWです。被覆の厚みは導体の太さにより0.4mmから1.5mmまであります。被覆の色は、通常黒色で他のビニル絶縁電線より、絶縁能力が低いため、用途としては屋内の使用には向かないとされています。

ビニル絶縁電線

込用ビニル絶縁電線の記号はDVです。主に架空引込み配線に使用され、被覆の厚みは、導体の太さに応じ0.8mmから1.8mmまであります。被覆の色は、2個よりは黒と緑、3個よりは黒、緑、青になります。形状は2心または3心で、より合わせ形、2個または3個の平形があります。

ビニル絶縁電線

ビニル外装ケーブル

平形と丸形があります。平形の記号はVVF、丸形の記号はVVRです。VVFの平形コードは屋内配線に使われることが多く、平形の形状であることで屋内の壁や柱などに密着しやすく、可とう性(微弾性)があり施工しやすくなっています。VVFは電源線、ニュートラル線の2心タイプと、電源線、ニュートラル線、アース線の3心タイプがあります。

ビニル外装ケーブル ビニル外装ケーブル

VVRの丸形線はVVFと基本的には同じですが、外装が丸くなっています。SVケーブルとも呼ばれており、その形状からワイヤーストリッパーを使うことが出来ないことと、処理作業に手間がかかるためほとんど使われなくなっています。ビニル外装ケーブルは屋内、屋外、地中配線用として低圧配線用のケーブルとして最も使われているケーブルです。

ビニル外装ケーブル

その他のケーブル

架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブルの記号はCVです。ポリエチレンに加工処理をすることで耐熱性を高めています。現在では、プラスチックケーブルの絶縁材料としては最も使われていて、600Vから500kVの広い範囲の電圧で使用されています。屋内、屋外、地中配線用で、ビルや工場など電力需要が大きい施設で使用されている大容量対応のケーブルです。ただ、耐候性に若干の難があるともいわれます。