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測定工具の基礎講座
ものづくりの現場において欠かせない存在、「測定工具」。
測定工具にはさまざまな種類があり、それぞれに特徴があります。
本連載では、各測定工具の使い方や寸法の読み取り方に関して、実際の写真や図を通してご紹介していきます。
第5章 ブロックゲージ

5-4 ブロックゲージアクセサリを併用した高さ基準として使う

ブロックゲージを購入するとき、予算が許せばぜひともブロックゲージアクセサリを購入されることをお勧めします。

最近はほとんど見かけませんが、アクセサリセットにはブロックゲージを使う上でとても便利な道具が揃っています。写真1をご覧ください。ベースブロック、リンギング不要のコンビネーション金具、「高さ標準」を構成するジョー、検査用のナイフ式ストレートエッジなどがセットになっています。

写真1

写真1

(1)ブロックゲージで長さ基準を作る

写真2のように、コンビネーション金具の内側にブロックゲージを詰めて両サイドにジョーを配置すると任意の寸法の長さ標準を作ることができます。写真3のようにジョーの向き(Rの付いてる方向)を内側にすれば内側の長さ標準となります。内側の長さ標準は小径ならリングゲージを揃えるという方法もありますが径が大きくなるとこの方法がコスト面で優れています。

  • 写真2
  • 写真2
  • 写真3
  • 写真3
(2)ブロックゲージで高さ基準を作る

高さ基準はハイトマスターを用いるのが一般的ですがたいへん高価であるため一般の工場では手が出ませんが、アクセサリセットを使えば簡単に高さ基準を作ることができます。

写真4のように、ベースブロックにコンビネーション金具を差し込み、目標の高さになるようにブロックゲージを入れて、一番上にジョーを載せます。このように先端が尖ったジョーもあるので、目的に応じてジョーを選びます。

写真4

写真4

高さ標準があると、精密機械の組立作業に重宝します。写真5は高さ標準を使って直線案内レールの取り付け高さを確認しているところです。

写真5

写真5

アクセサリセットにはナイフエッジ型ストレートエッジが入っています。これは三角柱の端に取っ手を付けたもので、頂点のエッジの直線性が極めて高いので、このエッジを面に当てるだけでその面はまっすぐかどうかが分かります。写真6のように使います。

写真6

写真6

執筆:株式会社日本中性子光学 河合 利秀

『測定工具の基礎講座』の目次

第1章 ノギス

第2章 マイクロメータ

第3章 ダイヤルゲージ

第4章 定盤

第5章 ブロックゲージ

第6章 水準器

第7章 基準器

第8章 トルクなどの力を測る

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