電気代請求額のハテナ


ちょっと待って!
合計金額ばかりに目が行きがちですが、そうとも限りませんよ!

え、どういうこと?
私たちは電力会社が定める「基本料金」、「電力量料金」と、毎月変動する「燃料費調整額」、それに国が定めている「再生可能エネルギー発電促進賦課金」を合計したものを電気代として支払っています。
電気料金の内訳
燃料費調整額とは
火力発電燃料(石油や石炭、天然ガスなど)の価格変動を電気料金に反映させるため、その変動に応じて、毎月の電気料金を調整する制度に基づく額。「燃料費調整額」の単価は、各電力会社のホームページで毎月紹介されています。モノタロウでんきでは、旧一般電気事業者が規定する金額と同額で設定しています。
再生可能エネルギー発電促進賦課金とは
太陽光・風力・地熱・水力・バイオマス発電などの再生可能エネルギー発電を普及・拡大させることを目的とした「固定価格買取制度(FIT)※」によって、電力会社が再生可能エネルギー買取の際にかかった費用を消費者が負担する金額。毎年国によって全国一律のkWhあたりの単価が設定されています。
※固定価格買取制度(FIT)
再生可能エネルギーによって発電された電気を、国が定める固定価格で一定期間電気事業者が買い取ることを義務付ける制度。
検針票にも記載があるのでご確認ください

「再生可能エネルギー発電促進賦課金」は年度ごとで変わります。
また、「燃料費調整額」は地域の電力会社で毎月調整されているので、 それらを加算・差引すると、同じ電力量を使っていたとしても、
請求額は変わってくるのです。

例えば、下の表をご覧ください。
2018年5月は東京電力(A)と、2019年5月はモノタロウでんき(D)で契約をしていた場合、 同じ使用量で計算すると、電気料金(1)は(D)の方が安いですが、 燃料費調整額と再生可能エネルギー促進賦課金を加えての最終の請求額(2)は、 (A)の方が安くなるという現象が起こります。
同一使用量による東京電力とモノタロウでんきの料金比較
(2018年5月と2019年5月で比較)
※2018年・2019年5月当時の料金単価に基づきます。

「燃料費調整額」と「再生可能エネルギー発電促進賦課金」は使用量に対して請求されるので、
東京電力(旧一般電気事業者)と同額になります。

仮に2019年5月も東京電力で契約していたとすると、1万円を超えて、もっと請求額は上がっていたと考えられます。(上記表の東京電力(C)参照)
きっと1年前よりも金額が上がっていることに気付かなかったのではないでしょうか。

ほんとだ!
切り替えたから改めて検針票をじっくり見たけど、そのままだったら請求された額を何の疑問もなく支払っていたよ。

電気を切り替えて電気代に対する意識が高まることは、節電にもつながっていきますね。
燃料費調整単価の比較
※低圧供給の場合
出典:各電力会社HP
再生可能エネルギー発電促進賦課金

年々、燃料費調整額や再生可能エネルギー発電促進賦課金の負担は大きくなってきているんだね。

燃料費調整額は市況によるものですので、毎月変動しますが、燃料価格の高騰により 実際増えてきていることは否めません。
少しでも電気代を安くするなら、基本料金や電力量料金の単価をいかに安くするかということがポイントになってきます!

だからモノタロウでんきに切り替えるとおトクなんだね。
使用量を節約するのは
なかなか難しいですが、
単価自体が安くなる
モノタロウでんきに切り替えれば、
使い方を変えずに
電気代が削減
されるんです。
※ご契約エリア、ご契約種別により内容は異なりますので詳細はお問合せください。
電気代が安くなるって言われてモノタロウでんきに切り替えたけど、去年と同じくらいしか使ってないのに高くなった気がするなあ~