待機電力について


待機電力かあ。聞いたことあるなあ。

一般財団法人 エネルギーセンターの平成24年度待機時消費電力調査報告書によると一世帯あたりの年間電力消費 4,432kWh/年 のうち待機電力の割合は約5.1%を占めています。
例えば、年間100,000円の電気代であれば、5,000円程度は待機電力分の代金を支払っていることになります。

え~!
意外に多いですね。もったいない・・・

よく聞く節電テクニックで待機電力の節約がありますよね。

たしかに!使わない時はコンセントを抜いた方が節電になるって聞いたことあります。

ただ、コンセントを外出のたびに抜くのも大変ですし、家電製品の中にも、待機電力を消費するものもあれば、しないものもあるんです。下の円グラフは待機電力の機器別構成比です。どんなものが待機電力を多く消費するのか、把握しておくことも大事ですね。

[出典元] 一般財団法人 エネルギーセンター
「平成24年度待機時消費電力調査報告書」

外出時にブレーカーごと落としちゃえばいいんじゃないですか?

いえいえ、そうともかぎらないんです。たとえば、待機電力の多い家電の中にエアコンがありますが、起動時の消費電力量が実は大きく、通常の約1.8倍にもなるんです。ですので頻繁に付けたり消したりすることで逆に電気代がかかってしまう可能性もあります。
また、エアコンは一度コンセントを抜いて、再度差し込んで起動するには、数時間通電して使用しないと故障の原因になるので、基本シーズンオフ以外コンセントは抜けません。
ほかにも冷蔵庫は24時間電気を使用するため、止めることができません。

家電製品によって注意が必要なんですね。
あと、コンセントって家具の裏側とか、手が届きにくいところにあって、いちいち抜いて外出するのは面倒ですよね~。

そうですね。コンセントを都度抜くストレスを考えると、節約も長続きしないですよね。
また、コンセントやコードが原因による火災は年間100件以上あります。(東京消防庁サイトより)
コンセントを頻繁に抜き差しすることで、プラグやケーブルが劣化して火災の原因にもなっているようです。

それは怖いですね~・・・

そこで、スイッチのオンオフを簡単に切り替えできる節電タップをおすすめします。
オンにすると電源が入り、今使っている電源が一目でわかりますし、スイッチをオフにするだけで、まとめて主電源から切ることもできてとても便利です。

なるほど、いい方法をありがとうございます!

待機電力の節約は一つ一つは小さいかもしれませんが、積み重ねることで大きな金額になります。待機電力を抑えて電気代の節約にうまくつなげてくださいね!
また、無理せず電気代を下げたいなら、電力会社の切替をご検討ください。
旧一般電力会社より単価の安い
モノタロウでんきに切り替えれば、
使い方を変えずに
電気代が削減
されるんです。
※ご契約エリア、ご契約種別により内容は異なりますので詳細はお問合せください。
ご存知ですか?
エアコンやパソコン、オーディオ機器、掃除機などの家電製品は、たとえ使用していなくても、コンセントに差しているだけで、電気代がかかっているんです。この電力のことを待機電力(待機時消費電力)といいます。