電気代の計算方法

作業着の人
そもそも、毎月の電気代はどうやって計算されているの?
モノタロウ侍
電気料金は大まかに4つの項目で分かれていて、それぞれの合計から計算されています。 基本料金(最低料金) 電気の使用量に関わらず、毎月の固定料金です。電力会社、契約プランによって異なる料金設定がされています。 電力量料金 電気の使用量にかかる料金です。電力会社、契約プランで単価設定がされています。 低圧電力や電化住宅向けプランの中には季節や時間帯ごとに単価が異なるものもあります。 燃料費調整額 電気代値上げのニュースなどでも取り上げられている「燃料費調整額」毎月自動的に電気料金に含まれて請求される料金です。
飛行機の燃油サーチャージの仕組みと同じようなもので、単価は電力エリアごとで毎月異なります。
※一部、特殊プランの中には、燃料費調整額がかからないものや独自の計算方法で請求されるものもあります。 再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金) 再生可能エネルギー(太陽光、風力、水力、地熱、バイオマス等)により発電された電気を、 一定期間・固定価格で電力会社が買い取る際の費用を消費者が負担する金額です。すべての世帯が対象となり、単価は国が決めていて、毎年異なります。 電気代
作業着の人
イメージはわかったけど、なんだかややこしいですね。
モノタロウ侍
そうですね。では、スタンダードな従量電灯の電気代の計算方法を確認してみましょう。
私たちは電力会社が定める「基本料金」、「電力量料金」と、毎月変動する「燃料費調整額」、それに国が定めている 「再生可能エネルギー発電促進賦課金」を合計したものを電気代として支払っています。合計額の円未満を切り捨てて、最後に「口座振替割引」などの割引があれば、それらを含めた合計が1ヵ月の電気代として請求されます。
モノタロウ侍
電力会社によって仕組みが異なるので「東京電力 従量電灯B」と「関西電力 従量電灯A」を例に説明していきましょう。 東京電力:従量電灯Bの計算方法 従量電灯Bの内訳は、契約アンペア数ごとに決まる「基本料金」と、電力使用量に応じてかかる「電力量料金」で成り立っています。 基本料金+
電力量料金(電気の使用量 × 1kWhあたりの料金)
東京電力従量電灯B40A 1ヶ月400kWh使用した場合
基本料金 40A @286.00×4 1,144.00
第1段階 ~120kWh @19.88×120kWh 2,385.60
第2段階 120kWh~300kWh @26.48×180kWh 4,766.40
第3段階 300kWh~ @30.57×100kWh 3,057.00
計 11,353.00
※この料金に「燃料費調整額」「再エネ発電賦課金」、各種割引等を含めた金額が電気代として請求されます。 料金は異なりますが、北海道電力、東北電力、北陸電力、中部電力、九州電力も同じように計算します。 関西電力:従量電灯Aの計算方法 関西電力の従量電灯Aの内訳は、一定の電気の使用にかかる「最低料金」と「電力量料金」で成り立っています。 最低料金+
電力量料金(電気の使用量 × 1kWhあたりの料金)
関西電力 従量電灯A 1契約 1ヶ月400kWh使用した場合
基本料金 ~15kWh @341.01 341.01
第1段階 15~120kWh @20.31×105kWh 2,132.55
第2段階 120~300kWhh @25.71×180kWh 4,627.80
第3段階 300kWh~ @28.70×100kWh 2,870.00
計 9,971.36
※この料金に「燃料費調整額」「再エネ発電賦課金」、各種割引等を含めた金額が電気代として請求されます。
料金は異なりますが、中国電力、四国電力、沖縄電力も同じように計算します。
※モノタロウでんきは2020年3月現在、沖縄エリアは供給しておりません
作業着の人
同じ使用量でも地域によって料金が変わるんですね。計算方法が分かったら、電気の見直しをしたくなりました。
モノタロウ侍
はい、エリアや契約内容によって料金も異なります。それから従量電灯の場合、使えば使うほど単価も上がっていることがわかりますね。
きっかけができれば見直しのチャンスです。
燃料調整費と再エネ促進賦課金については、詳細をこちらでも解説していますよ。

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ぜひ皆さんも、
この機会に電気代の比較をしてくださいね。

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