内パス

使用前、パッケージから取り出したところ、表面仕上げが雑なことに驚きました。表面や稜がザラザラでそのままではとても使う気になれない程でした。＃４００の耐水ペーパーで全体を磨き、手に馴染むようにしました。とても「シンワ」ブランドとは思えない仕上げでした。ただ、機能的には、フィンガー？のカシメ具合は程よく、開きにくいとか、戻ってしまうとかの不具合はありません。パス先端の形状（丸め具合）も妥当だと思います。

愛車CG125のドラムブレーキのドラム内径計測用として購入。
内パスとノギスを使うことで、正確な内径が計測出来ました。

広がるのがとにかく固い　そのうち動きがスムーズになるかも

開封すると、バリと言うところまでは行かなくとも、角が尖った状態であり、
素手で掴むと指を切りそうなので、まずはサンドペーパーで面取り行いました。
シンワの製品がこんな仕上がりなのは残念でした。
カシメピンはかなり固く締まっています。
自転車のエンド幅（O.L.D）を測定する時、ノギスや物差しではホイールを外さないと
測定できません。ホイールを外さなくても測定できるように、この内パスを購入
しましたが、測定できないパターンもあるので、加工を前提とした購入です。
リムブレーキのホイールなら、殆どはこのままで使えますが、ディスクブレーキや
バンドブレーキのホイールでは、ブレーキに当たってしまい、測定不可です。
自転車のエンド幅は、72～142mmの間で考えていればよいものです。
ピンを取り去ると、ピンの径は4.5mmであり、穴は4.5と4.8だったので、φ5の穴とし、
アルミの15mm幅・5mm厚・220mm長の端材があったので、これに、23,80,100,120,140mmの
位置に穴を開けてネジを切り、ピンの間隔を変えてM5のボルトとスプリング
ワッシャーで締め付けて使えるようにしました。
※MonotaROのレビューでは未だに写真を掲載できないのが残念な所です。
この内パスのプレートを180度反対向きに回転させると、外パスとしても使えます。

今までこのメーカーの物でハズレだったことはありません。似たようなラインナップの他のメーカーの物はハズレが多いです。なので、価格にそれほど差が無ければこちらの物を買うようにしています。

可動部支点の動き硬さが少し甘いように思う、安易に動きやすい

シリンダー内側の溝部分は計測が困難、内パスで計かりそれをノギスで計れる

ノギスが使えない所で使用しています。どれだけ開いたか目盛があればさらに便利になります。