ステンレス用フラックス入りワイヤ
オーステナイト系ステンレス系ステンレス鋼フラックス入りワイヤで、スラグの剥離が優れている汎用タイプとビードの白いWHITEタイプがあり、SUS309S、13Cr鋼などの溶接に使用されます。Cr、Niの含有量が高いことから、炭素鋼や低合金鋼母材からの希釈を受けても溶接金属は適正量のフェライトを含むオーステナイト組織が得られるので、耐割れ性に優れており、ステンレスクラッド鋼の初層溶接やライニング溶接、ステンレスと炭素鋼や低合金鋼との異材溶接にも適します。
用途SUS309S、異材溶接用
ワイヤー径(Φmm)1.2
溶接電流(A)180~200
伸び(%)35
引張強度(MPa)562
RoHS指令(10物質対応)対応
ワイヤー種類フラックス入り
内容量1箱(12.5kg)
注意
※開先内の異物、湿気、油脂などは完全に除去してください。※オーステナイト系、オーステナイト・フェライト系二相ステンレス鋼を溶接する場合は、原則として余熱は行わず、パス間温度は150℃以下にして下さい。尚、マルテンサイト系及びフェライト系ステンレス鋼の場合は割れ防止の為適正な余熱、パス間温度管理を行って下さい。※シールドガスは炭酸ガスを使用し、20L/minの流量で溶接して下さい。※ワイヤのエクステンション(突出し長さ)は15~25mm程度で溶接して下さい。※ワイヤは開封後湿気の多い場所に長く置かないようにして下さい。