


ロビンエンジンの中でも大変に古い時代の可搬型2サイクルエンジン、燃料タンクにプライミングポンプが直付けされているタイプの補修部品です。
海外ではEC02-0098という部番でプライミングポンプからインタンクフィルターまで全て一体で供給されているようですが、この部番ではプライミングポンプの本体部分、指で押して燃料を送る箇所だけが供給されました。通常、この部分が硬化したり破れたりして始動燃料が送れなくなるトラブルが出るので、ここを交換するだけでも充分でしょう。
推定で40年以上前の落合刃物の茶刈機の補修に用いましたが、正直これほど昔の汎用エンジンの部品が今でも普通に買えるとは思いませんでした。どこの農機屋でも匙を投げられ、買い換えを奨められた案件だったのですが、この部品とニッキキャブのインナーパーツの交換のみで2000円掛からずに補修完了しました。今回は交換しませんでしたが、パーツリストさえあれば、インタンクフィルターまでの部品も恐らく購入は可能ではないかと思います。