豊富な検出器バリエーション
標準装備の汎用検出器(Dタイプ)の他に特殊な用途にも対応できる豊富な検出器バリエーション(別売)をラインナップしています。
Dタイプでは試験出来ない径のパイプ内壁の硬さ試験用として、DCタイプ。
ベアリングや歯車用には、D+15タイプ。
小さな歯車の底部、溶接部のコーナ部などの狭い面には、DLタイプを取り揃えています。
自動角度補正機能を搭載
反発式硬度計の場合、検出器の試料面への押し当てる方向で、重力加速度が測定結果に影響を及ぼします。
HH-411では、検出器の押し当て方向を自動認識する最新の計測技術を装備しており、
重力加速度の影響を自動的に補正します。
これにより、検出器方向の設定操作が不要になりました。
わずかな試料表面の硬さ試験も可能
硬さ検出器を押し当てることのできるわずかな試料面(準備装備のDタイプ:Φ22mm、別売DLタイプ:Φ4mm)さえあれば、硬さ試験が実施できます。
構造物の隙間や歯車の溝部など、さまざまな試料形式の硬さ試験にご利用いただけます。
データ記憶機能を装備
硬さ試験の結果は、最大1800点を記憶することができますので、現場での巡回試験等に大変便利です。
目的に応じた硬さスケールが選択可能
リーブ硬さHL値(L値:ASTM A 956による)を基に、ビッカーズ、ブリネル、ロックウェルC、ロックウェルB、ショアの硬さ、および引張強さへ換算が可能です。
試験を実施する場合、試験後に換算することが可能なだけでなく、換算モードの硬さ値表示で試験することも可能です。
優れた操作性
基本操作は検出器を試料面に押し当て、ボールペンをノックするように指で検出器ボタンを押すだけで、硬さ値を求める事ができますので、どなたにも簡単に取り扱うことが可能です。