単クランプ 兼用 穴付

※長尺パイプ足場の組立および解体は、必ず2人以上の人員で作業してください。一人での組立および解体は、たいへん危険です。クランプをご使用になる際には、安全確保のためクランプ強度の許容限界値の範囲内でお使いください。なお、クランプはその構造上セン断荷重は強くない面がありますので、必ず2、個使用してください。
〔足場パイプの片方だけで支持した場合、その末端に力が加わると予想以上のセン断力が働き直交接合リベットが破壊されその構造上セン断荷重には、強くない面があります。〕従って、腕木やブレースの必要以上の省略化や間違った組立は、事故原因につながりますのでクランプの性能を十分にご理解した上で性能範囲内でご使用してください。
クランプボルト締付は(2、50kg/cm～350kg/cm)トルクが適当であり、クランプのボルトは、ラチェットスパナ(長さ1、5cm位のもの)等で締付けるのが最良です。また、レンチスパナ等を使用する場合は、1、5cm位の位置で締付けるのが良く、レンチスパナ等の端で締付けた場合は、必要以上(500kg/cm～600kg/cm)のトルクが加わり、リベットやボルトが破壊される事もありますので、締め方には注意してください。
足場をはずす時にクランプを高い所から固い地面に投げ落とすと変形して使用不可になる事があります。
工事終了の際、クランプをはずすのにボルトをハンマー等でたたいてはずすと再使用が不可能になりますので必ずスパナをご使用してください。