


赤い部分はアルミ製で、黒い部分の大部分は鉄製(ただし、手で廻すハンドル部はプラスチック、口部カバーはゴム製)です。
また、精度は低めです。スライドに使用される2本のシャフトの軸径が約13.9mmなのに対し、スライドする口部側の穴径が約15mmであり、大体1㎜も隙間が出来るため、スライドするときはグラグラしながらスライドします。
もしも精度を上げるための工作でシャフトを一旦取り外す場合、2本のシャフトが止まり穴のスプリングピンで本体(赤色の部分)に固定されてるため、スプリングピンをドリルで削って取り除いたりする必要があろうかと思います(スプリングピンの頭は出てないため、ペンチなどでは掴んで引き抜けません)。
さらに、スプリングピンを取り除いてもシャフトが堅く嵌ってるため、ピンポンチなどで叩きだす必要があります。叩きだす方向も決まっており、慎重に叩き出さないと衝撃でアルミが割れるかもしれません(片側だけ穴内部まで塗装されており、その塗装膜の厚さ分、穴径が狭くなってます)。
以上のように、分解は障害も伴うため、精度は求めずに購入し、そのまま使うことをお勧めします。
ゴムをつけた状態では、100mmのものは、固定できません。
ゴムを取外した状態で、103mmくらいまでの物を仮定できます。
この値段で口幅・口開き共に約100mmあるので電動ドライバーで穴あけする時、工作物を支えるのに重宝しています。