R-407CはR-22(HCFC-22)の代替冷媒として開発されたR-32、R-125、R-134aの3成分からなる非共沸混合冷媒です。
圧力、能力、効率などの特性がR-22に極めて近い特長を持ち、主にルームエアコン、パッケージエアコン用の冷媒として使用されています。
非共沸混合冷媒であるため、組成変化を少なくするため、液相からの充填が必要です。
R-22に用いられていた鉱物油、アルキルベンゼン系合成油などの冷凍機油との相溶性が悪く、エステル系の合成油との相溶性に優れています。
用途ルームエアコン(家庭用)、パッケージエアコン(業務用)、チラー用の冷媒として使用されています。冷媒の種類R-407C温度(℃)臨界:86.0容積臨界:0.0019m3/kgオゾン破壊系数0臨界圧力4619kpa(abs)臨界温度86.7℃沸点(℃)-43.6蒸発潜熱沸点:249(kJ/kg)化学組成R-32/R-125/R-134a(23/25/52)(Wt%)密度液(25℃):1134kg/m3/蒸気(25℃):42熱伝導率(W/mk)0.084(25℃飽和液体)、0.015(25℃常圧蒸気)飽和蒸気圧(MPa at25℃)1.19燃焼範囲(vol%,空気中)不燃地球温暖化係数(GWP)1770平均分子量86.2面密度(kg/m3)527kg/m3比熱(kJ/kg・k)液(25℃)1.54/蒸気(25℃、101、325kpa)0.829内容量1本(10kg)