コイル型インサートとは違い、前タップの必要はありません。
前タップが不要であるだけでなく金属材料及び樹脂、木材に対してもセルフロック機能を持つため、ネジ部の着脱による緩みに強い特徴があります。
又どの相手材に対しても求められる耐摩耗性と高い引抜き強さを得ることが出来ます。(割溝(又は三つ穴)の間にあるネジ山はテーパ角によってクサビ形になっているためエンザートの逆廻りを喰いとめるよう働きます。
三つ穴の切り刃が止まり穴になっているので、挿入時に出る切り粉を閉じ込めることができます。
挿入加工の食いつき時に僅かに切り粉が外に出ますが、大部分は止まり穴に収まるので切り粉の除去工程が不要です。


