


コの字になっている切削面の内、後端部だけだが側面に木の欠けがあり直角が出ていない箇所があった。日本製のシールを付けている以上は検品体制についてもう少し精進してほしいところである。
なお、切削と面取りで刃の突き出し量は大きく異なるため注意が必要である。
仮に切削の削り量を0.1mm程に設定していた場合、面取りも頂点から同等の削り量になると当て込んで購入したのだが、そうではなく、この場合、面取りは頂点から3㎜(!)ほどの位置になるためうっかりそのまま使うと大きな切り込み傷がつくことになる。
切削の削り面と面取りの頂点部分を同じ高さに合わせる形にすればこの不満点が解消されるため、今後の改善を期待することろである。
切削で設定した削り量のまま面取りに移行するという当初予想していた使い心地にはならかったが、カンナを別々に持つよりもスペースの節約になるため良しとする。