交換レンズ 14mm F1.8 DG HSM ソニーEマウント
世界初・開放値F1.8の明るさを実現した超広角ハイスピードレンズ
超広角14mm開放F1.8が生み出す新しい表現の世界
広い画角とパースペクティブを活かし、被写体に迫りつつ周りの広大な情景を映しこむ、視覚を超えた撮影が可能です。被写界深度が深い超広角の撮影において、開放値F1.8の浅い被写界深度を活かすことで、周りの情景を映しこんだボケが得られ、今までにない新しい表現を可能にします。
色収差を良好に補正
FLDガラス3枚、SLDガラス4枚を使用し、超広角レンズで特に目立つ倍率色収差を良好に補正。画面の中心から周辺に至るまで高画質を実現しています。
ディストーションを徹底的に補正
Φ80mm大口径グラスモールド非球面レンズを最前面に採用し、ディストーションを効果的に抑えています。周辺光量も豊富で、画面の隅々まで高い描写性能を発揮します。
大口径非球面レンズ採用
非球面レンズ加工のノウハウを生かし、高精度のΦ80mmの大口径グラスモールド非球面レンズを最前面に採用。これにより、14mm F1.8という今までにないスペックを実現しました。
独特のボケ表現が可能
F1.8の浅い被写界深度を活かし、超広角14mmでもピントの合焦部分以外をぼかして主題を際立たせることができるため大口径の独特な表現が可能です。
特殊低分散ガラス
望遠系のレンズで強く現れやすく画質悪化の原因となる色収差。本製品では、従来方式のレンズでは取り除くことができなかった残存色収差(二次スペクトル)まで徹底的に除去するために、二次スペクトルの補正能力の高い特殊低分散ガラスを導入し、高性能化を図っています。現在、SIGMA独自の特殊低分散ガラスは、ELDガラス・SLDガラス・FLDガラスの3種類があります。特に、FLDガラスは分散性が極めて小さく、異常分散性が高い蛍石と同等の性能を持つ、透過率に優れた超低分散ガラスです。これらのガラスの効果的な使用、適切な配置により、残存色収差を極限まで補正し優れた描写性能を実現しています。
フレア、ゴーストに配慮した設計
設計の初期段階からフレア、ゴーストに対する対策を徹底し、逆光のような強い入射光に対しても影響を受けにくい設計を行っています。スーパーマルチレイヤーコートの採用により、フレア、ゴーストの発生を軽減し、逆光時の撮影においてもコントラストの高い描写を実現しています。
大型HSMの採用で、快適なオートフォーカスが可能
大型HSMの採用により、フォーカス群を駆動させる十分なトルクが得られるとともに、低速での安定した動作が可能。AFアルゴリズムを最適化、快適なオートフォーカス撮影が可能です。
フルタイムマニュアルが可能
AF作動中でも、フォーカスリングを回すだけでマニュアルでのピント合わせが可能なフルタイムマニュアル機構を搭載。フォーカスモードを切り替えることなく、素早いピントの調整が可能です。
マウントにより、フルタイムマニュアル機構の初期動作が異なります。
ニコン用にも電磁絞り採用
ボディ側からの電気信号で絞りを制御する電磁絞り機構の搭載により、高速連写時のAE安定性向上を図りました。
対応機種、使用可能な組み合わせなどの条件あり
マウント部に簡易防塵・防滴構造を採用
ゴミなどの侵入が心配されるマウント部にゴムのシーリングを採用(SIGMA SAマウント除く)し、保護。前玉に撥水・防汚コートを採用し、雨天やしぶきが飛び散る水辺など様々な条件下での撮影を可能にしました。
円形絞り(9枚羽根)の採用により、開放付近で円形のボケを楽しむことができます。
高精度、堅牢な真鍮製バヨネット・マウント
高い精度と堅牢性を兼ね備えた真鍮製マウントを採用。表面処理を施して強度を高め、長期使用に耐えうる高品質なレンズづくりを実現しました。