磁気近接センサ
磁気近接センサは磁界の強さの変化でON、OFF動作するセンサです。
動作原理はホールICなので、有極性でS極検出が標準です。
高速応答(5μsec以下)なのでスピードメータ、回転計にも使えます。
一般のセンサに比べ、高感度(検出距離大)、小形です。
ダブルセンサはサーボ原点とオーバーラン検出が1個で可能です。
電波ノイズの干渉を受けにくいので信頼性の高いセンサです。
用途
自動倉庫内の移動体の検出・停止位置
搬入か搬出かの認識センサ(S⇒Nが搬入、N⇒Sが搬出など)
仕様検出磁極:S極/N極、磁気感度:0.8mT±0.1mT、磁気検出向き:前面
取付AHM029:M12ナット 締付トルク 12N・m、AHM030:M14ナット 締付トルク 18N・m
保護構造IP67
出力NPNオープンコレクタ(近接時ON)
耐電圧AC1000V(1分間・充電部一部・ケース間)
材質(ケース)SUS303
電源電圧(V)DC5~24
応答時間16μsec以下
消費電流(mA)12.5 MAX
出力電流(mA)20 MAX
使用周囲温度(℃)‐20~+85(結露なきこと)
ケーブル4芯 Φ3.1×1000mm 黒
表示灯S極:赤色、N極:緑色
絶縁抵抗DC250V(メガにて20M以上・対ケース間)
検出対象磁性金属
使用周囲湿度(%RH)20~95
内容量1本
搬入か搬出かの認識センサ(S⇒Nが搬入、N⇒Sが搬出など)