ミラーレス一眼 OM-1 Mark II
主な特長
【裏面照射積層型Live MOS センサーと画像処理エンジン「TruePic X」が生む高画質】
有効画素数2037万画素裏面照射積層型Live MOS センサーと、最新の画像処理エンジン「TruePic X 」(トゥルーピック エックス)を搭載。高解像レンズ M.ZUIKODIGITALとの組み合わせにより、センサーサイズの常識を覆す高画質を提供します。ミックス光などの難しい条件下でもクリアな色再現が得られるようAWBを改善、さまざまな光源下で適切な色調で表現します。また、強力なボディー内5軸手ぶれ補正を備え、補正効果はボディー単体で世界最高の最大8.5段、5軸シンクロ手ぶれ補正で最大8.5段を実現。フットワークを活かしながらの手持ち撮影領域がさらに広がります。
【表現の幅を広げ、画作りを極める世界初 ライブGND】
明暗部をコントロールして印象的な作品に変えるハーフNDフィルターの撮影効果をコンピュテーショナル フォトグラフィにより再現した、世界初の「ライブGND(グラデーションND)」を搭載。フィルター段数(GND2 、GND4 、GND8)、フィルタータイプ(Soft、Medium、Hard)をリアルタイムに確認しながら、効果がかかる位置や角度の調整も行え、意図に合った作画が行えます。超広角や魚眼レンズなど全てのレンズでGNDフィルター効果を得ることができ、風景撮影などで表現の幅を広げます。ライブNDでは段数の上限がND128相当まで拡大、より大きな段数が必要なシーンにも対応可能となりました。手持ち撮影中に発生するわずかな位置ずれを利用し12回撮影した画像を基に高解像画像を生成する約5000万画素の「手持ちハイレゾショット」、0.5ピクセル単位でセンサーを動かしながら8回撮影した画像を基に約8000万画素の高解像画像を生成する「三脚ハイレゾショット」を備え、各ハイレゾショット時のRAWは14bit記録が新たに選択可能。印象的な光跡撮影を可能にするライブコンポジット、被写界深度をコントロールできる深度合成といった便利な機能を備え、さまざまな撮影シーンに対応します。
【さらに進化したAI被写体認識AF】
ディープラーニング技術を活用して開発したAI 被写体認識AF、フォーミュラーカー・バイク、飛行機・ヘリコプター、鉄道、鳥、動物(犬・猫)に加え、新たに人物の認識も追加。人物が横向きや後ろ向き、目や口が隠れていてもピントを合わせられます。さらに、画像処理エンジン TruePic Xの高速演算により、リアルタイムに被写体の移動を検出、画面内で移動する被写体を逃さず追尾。人の操作では追いきれないドライバーのヘルメット、鳥・動物の目を追い続けることができます。人物、動物など最大8つからピントを合わせたい被写体を選べ、作画上の自由度が増しています。スーパーコンパネ上で検出被写体の設定が迅速に行えるなど、操作性もさらに向上しています。
【瞬間を確実にとらえる、決定的瞬間を逃さない高速性能】
人の反応タイムラグ、カメラの動作タイムラグが原因で撮り逃がした瞬間も確実にとらえるプロキャプチャーを搭載。AF/AE追従で50コマ/秒、AF/AE固定で 120コマ/秒の高速連写が行え、素早い動きの瞬間を確実にとらえます。カメラ内メモリーの増設により、撮影可能枚数が増加。連続撮影枚数が従来機比約2倍となり、決定的瞬間を逃しません。
【あらゆる撮影条件に対応する絶対的な信頼性】
堅牢で軽量なマグネシウム合金ボディーの適所にシーリング部材を効果的に配置し、高い防塵・防滴設計(防塵・防水保護等級IP53)に対応。低温下においても確実に動作する耐低温-10℃も実現、過酷な環境下での撮影を可能としています。ファインダーは576万ドット解像と見やすいファインダー倍率0.83倍、表示遅れ0.005秒 、120コマ/秒の高速表示で光学ファインダーの利点に迫りつつ、電子ファインダーならではの暗い場面でも被写体が判別可能・露出の状況がわかるといった利点を併せ持つ高性能EVFです。雨中等の撮影でも曇りにくい防曇処理も施されています。レンズ交換時や、内部の機構部品から発生するイメージセンサー面へのゴミの付着を排除し、ゴミの写り込みを解決するダストリダクションシステムも搭載しています。
【クリエイターの要求に応える動画機能】
4K 60pの高精細な映像を滑らかに表現。また、FHDでは最大240pのハイスピードムービーも撮影可能。高度なポストプロダクションに対応するため、外部機器へ動画RAWデータの出力ができます。さらに、OM-Logにより自由度の高い映像表現が可能であり、HLGにより諧調豊かな表現も実現できます。その他、SNS などに便利な縦位置動画に対応しています。