耐熱上限は酸化雰囲気中で900℃、真空中及び不活性雰囲気中、還元雰囲気中では1200℃です。生成した潤滑皮膜はまっ白で、ほとんどの溶融アルミや溶融ガラスとぬれず、反応もしません。有機溶剤や化学薬品に対して安定です。熱伝導性があり、非磁性で、完全に乾燥すれば電気的には絶縁性です。溶媒は水ですが、特殊な処理で固形分の沈降を少なくしています。pHは弱アルカリ性です。原液のまま塗装ガンでスプレー処理することが可能です。不要になった皮膜は、水でふき取って除去できます。