RFレンズ RF24mm F1.4 L VCM
動画と静止画を自由に行き来するクリエイターのためにつくられた、「動画」をさらにシネマチックに、「静止画」をさらにドラマチックなものへと昇華する、最新設計のF1.4単焦点レンズ。
RF35mm 1.4 CMと共通外装、同じ操作性を実現した広角・標準レンズです。
【星景などの点像を周辺まで歪みなくシャープに再現】
非球面レンズ1枚の適切な配置により、サジタルコマフレアを低減し、点像を撮影した際の点像周辺の再現性を向上。イルミネーションや星景などを画面周辺までシャープに再現します。
【パースペクティブを生かした表現、F1.4の立体感】
24mmの広いパースペクティブだからこそできる表現に加えて、大口径F1.4が生み出すボケの組み合わせにより、遠近感をより際立たせ、テーマを鮮やかに浮き立たせます。
【背景ボケを生かして、メイン被写体に視線を集中させる映像】
F1.4の大口径レンズは被写界深度が非常に浅く、背景から主題を浮き立たせるような映像表現が可能。暗所でも感度を上げずに撮影できるため、クリアで深みのある動画を撮影できます。本レンズは大幅にブリージングが抑制されているため、ボケ味を存分に活かしつつ、ピントが移動しても安定感のある動画が撮影できます。
【逆光などの厳しい光の条件下でもクリアな画像】
ASC+SWCにより逆光時でもフレア・ゴーストを効果的に低減し、コントラストの高いクリアな画像を実現。11枚絞り羽根の採用により、絞り込んだ際には美しい光芒があらわれ、ボケの形状もなめらかな円形が保たれます。
【VCM+ナノUSMによる電子式フローティングフォーカス制御を採用】
VCMによるフォーカスレンズ群の駆動、ナノUSMによるフローティングレンズの駆動を組み合わせた電子式フローティングフォーカス制御を採用。重い大口径フォーカスレンズ群を高推力のVCMで、軽量なフローティングレンズを省電力・小型のナノUSMで駆動し、それぞれの移動量を制御することにより、大口径レンズにおいて高速でスムーズなフォーカシングを実現しました。
【スムーズで高精度なAF】
VCMとナノUSMを組み合わせたメカニズムとEOS シリーズのデュアルピクセルCMOS Fとのコンビネーションで、高速・高精度な静止画AFを実現。静粛性の高い動作で、被写体の動きやタッチフォーカス操作になめらかに追従し、高品質な動画撮影ができます。
【サーボAF&連写に適した制御アルゴリズム】
VCM+ナノUSMの優れた最新の制御アルゴリズムにより、電子シャッターによる高速連写や、被写体検出によるサーボAFの常用化といった撮影スタイルの変化に対応。高速AFで、「つかみが速い」「つかみ続ける」「安定して追尾する」AFをさらに快適なものにしています。
【ブリージングの非常に少ない、安定した構図の動画撮影が可能に】
VCMとナノUSMを組み合わせた電子式フローティングフォーカス制御により、すべてのフォーカスポジションにおいて、光学的にブリージングの発生を徹底的に抑制。電子式のフォーカスブリージング補正機能を搭載しないカメラボディーとの組み合わせでも、非常に安定した構図で動画撮影が行えます。
【外装デザインの共通化】
RF35mm 1.4 CMと共通の外装とし、軽量・コンパクト設計。67mm径のフロントフィルターを使い回せたり、ジンバルを使った動画撮影においてレンズ交換時の調整が少なくて済むなど、撮影現場での使い勝手の良さを追求しました。
【動画撮影時の絞りをコントロールできるアイリスリング】
動画撮影中に絞りをマニュアルコントロール可能なアイリスリングを採用、RF35mm 1.4 CMと共通の操作系としました。クリック感のないなめらかな絞りコントロールが可能で、CINEMA OS YSTEMのシネマレンズと回転方向を揃えているため、動画撮影の現場でも違和感なく操作が可能です。
【自分だけの操作を実現する高いカスタマイズ性】
ユーザーのワークフローにあわせて、ボタン・スイッチの機能をカスタマイズ可能。マウント側にリアフィルターホルダーを装着可能で、前後2枚のフィルターにより、独創的な表現を追求することができます。
※アイリスリングと静止画・動画撮影モードにおける制限はメーカーサポートサイトをご確認ください。