顕微鏡観察試料の埋込用常温硬化アクリル樹脂の粉(1Kg)と液(500cc)のセットです。
粉と液を混合して使用します。
埋込みを行い、鏡面まで研磨して検鏡、硬度測定した後、試料を樹脂から取り出して、SEM観察などの別の検査目的に再使用できます。
取り出し方法は、KM-BACKで埋め込んだ成形試料をアセトン中に入れて、攪拌します。
KM-BACKはアセトンで100%溶解するアクリル樹脂です。
径30mmの埋込成形試料の場合、外気温で約12時間、50℃で約5時間で溶解します。
加圧装置・プレッシャーベセル(別売)の中に入れて加圧すると、より透明で収縮を抑えた埋込成形ができます。


