デジタルカメラ RICOH GR IV
主な特長
【新開発の高性能薄型GR LENS】
高性能化と薄型化を両立した新開発”GR LENS 18.3mm F2.8”を搭載。従来と同じ28mm相当の画角(35ミリ判換算)と開放F2.8の明るさはそのままに、最終レンズに使用している大型の高精度ガラスモールド非球面レンズをはじめ、高屈折率低分散ガラスや高精度ガラスモールド非球面レンズを多用した5群7枚の最新光学系により、ディストーションや色収差を徹底的に抑制し、画像周辺部までのシャープネスをさらに向上しています。
【高画質画像】
高精細描写と豊かな階調再現性、高感度性能の向上を目指して、高感度かつ低ノイズな新型の裏面照射型APS-CサイズCMOSイメージセンサーと新開発の画像処理エンジン”GR ENGINE 7”を搭載。有効画素数約2574万画素の超高精細に加えて画像処理能力の向上により、解像感と階調再現性に優れた高画質画像を実現。イメージセンサーから出力されたSN比の高い画像情報を独自のプロセッサーであるアクセラレーターユニットで最適化して画像処理エンジンに送り込むことで、最高ISO感度204800の優れた高感度性能を実現しています。
【スナップ撮影に心強い、5軸6段手ぶれ補正】
とっさのスナップ撮影でもカメラが手ぶれを検出、イメージセンサーを瞬時に駆動して補正。従来の角度ぶれと回転ぶれに加え、近接撮影時に気になるシフトぶれも補正する、5軸の手ぶれ補正を実現とともに、補正アルゴリズム技術の向上により、シャッター速度換算で6.0段まで補正効果を高めました。
【高速起動&高速AF】
新開発のレンズ鏡胴や起動シーケンスの最適化などにより、GRシリーズ最速の約0.6秒の高速起動を実現。また、マクロモードへの切り替えやレンズ収納時間も高速化し、スナップシューターとしての速写性を大幅に向上。レンズ駆動の高速化と新型イメージセンサーによる高速読み出しによりAF速度もアップし、AF精度も向上。さらに、低輝度シーンでのAF性能の向上、広い範囲での像面位相差による被写体のつかみやすさなど、AF性能を刷新しています。
【高性能を凝縮した小型・薄型ボディ】
性能を高めながらも、ボディの小型化と薄型化を実現。従来よりもボディの厚みを薄くして深く握りこめるグリップとし、背面の指がかりの形状を最適化することで、自然と手になじむボディに。また、各ボタンやダイヤルレイアウトも配慮するほか、ADJレバーをダイヤル式とするなど、機動性を向上。軽量かつ高剛性なマグネシウム合金をボディに採用し、高い耐久性を実現しています。
【撮影意図にあわせて素早く設定できる露出モード】
「プログラムAE」で撮影時も、前電子ダイヤルを回せば「絞り優先AE」、後電子ダイヤルを回せば「シャッター速度優先AE」に瞬時に移行できる「プログラムオートEx」機能を搭載。また、スナップ撮影距離と被写界深度を組み合わせ、奥行きにこだわった表現が楽しめる「Sn(スナップ撮影距離優先AE)モード」をモードダイヤルに追加し、素早い設定を可能にしています。
【さらに多彩な世界を描き出す、イメージコントロール】
映画の”ルック”をイメージした、重厚な印象の[シネマ調(イエロー)]とクールな仕上がりの[シネマ調(グリーン)]の2つのイメージコントロールを新たに搭載し、14種もの充実した画像仕上がりを可能に。従来のイメージコントロールにもチューニングを施したほか、従来モノトーンでしか設定できなかった粒状感を[シネマ調]と[フィルム調]の4種のイメージコントロールで設定可能に。更に粒状の大きさも設定できるようになりました。
【Bluetooth&無線LAN機能】
無線LAN機能は2.4GHz帯に加え、5.2GHz帯に対応し、安定した通信が可能。Bluetooth v5.3に対応、スマートデバイスとの接続もスムーズです。専用アプリ「GR WORLD」とシームレスに連携し、画像の取り込みやリモート撮影、カメラへの位置情報送信などが手軽に行えます。
【ユーザービリティ】
画像モニターの明るさを自動調整するオート機能を搭載したアウトドアモニターや、従来の超音波振動に加えてイメージセンサー前面のUV・IRカットフィルターに防汚・帯電防止コーティングを施してクリーニング機能が進化した"DRII"を搭載。また、53GBの内蔵メモリーとメモリーカードの2つのメモリーで画像管理やバックアップがフレキシブルに行えます。PCなどとの接続により充電や給電、データ転送、ディスプレイへの出力が可能なUSB Type-Cを採用、そのほか大容量バッテリーを採用しバッテリー切れによる撮り逃しを軽減。快適性・利便性も向上しています。