1960年、ぺんてるが世界に先駆けて発売した「合成樹脂を配合したシャープペン替芯」。 それまでのシャープペン替芯は1〜1.5mmの太く折れやすい芯しかなく、シャープペンもペンの後端を回して芯を出す「繰出式」が主流でした。合成樹脂配合芯「ハイポリマー芯」(0.9mm)の登場は、結果として芯を削る必要がなく片手で効率よく芯を出せるノック式シャープペンを生み出しました。これらの替芯とシャープペンの進化は、「ハイポリマー芯(0.5mm)」発売を機にシャープペンの爆発的普及へとつながっていきました。