ノート(サイズ/ミニ)。
1910年に出版された本の表紙を再現したものです。
中に綴じられていたのは、最高にロマンティックな古代の愛の物語。
金箔装飾と艶出し加工が施されたブルーのレバント・モロッコ革による装丁はエミール=フィリップ・メルシエ(Emile-Philippe Mercier)の手になるものであり、そこにはフランス語版『ダフニスとクロエ』(ジャック・アミヨ(Jacques Amyot)訳)が収められていました。
オリジナルの物語は、2世紀に活躍した古代ギリシアの小説家ロンゴスにより執筆されました。
彼についてはほとんど知られておらず、一説にはローマ人家系の自由民であったとされています。