やはり印刷業界向けの定番だけあって紙の上で使う分には申し分ないです。
しかし摩擦係数の小さな対象物上では滑って少々不安定に感じます。
またスケールを目的の方向に合わせようと本体を回転すると、支えている位置の関係でターゲットが明後日の方向に移動してしまうため倒立画像と相まってなかなかフラストレーション。
これは慣れの問題もあると思いますが正立画像のダハプリズムモデルの方は廃盤だった様で大変残念です。
ピークさんの置き型のスケールルーペの画質がいくつかの他社品と見比べても大変素晴らしいのですが
凹凸のある面や傷をつけたくない製品、込み入った狭い部位に対しては案外に使いにくい場面があるので
本品のスケールが対象物に接触せずまた比較的径が小さなスタイルには大いに可能性を感じる所です。
しかし25xでもピンポイントしか見えないので、このスタイルで15xくらいの一段視野が広いモデルがあったらよりありがたいです、できれば正立で。