危険な加熱を防止するための温度測定タイプ
温度測定タイプでの温度上昇のデータ採取により、仕様条件内*での安全な実験が可能です。
*最高使用温度:180℃、最高耐圧:1.5MPa
そのデータを活用すれば、標準タイプを使用した複数加熱実験など、幅広い使い方も可能です。
使用する電子レンジおよび加熱装置は出力可変型のみになります。高出力一定型は使用できません。
試料+試薬の合計量は5ml以上10ml以下で加熱分解してください。
濃硫酸および過塩素酸は試薬として使用できません。
マイクロ波・試料分解容器(B)温度測定タイプは径1.6mmΦの温度センサーのみ使用可能です。
温度測定タイプジャケット上部と下部、強化ガラス筒、PFA30mlバイアルで構成されています。ジャケットはねじ式蓋のため準備が簡単で、強化ガラス筒の外側はPFAフィルムでコーティングされ、強度が向上しています。ジャケットとPFAバイアルの蓋にポートが加工されており、市販の温度計センサー(ただし径1.6mmΦのセンサーのみ)を挿入することが可能で、容器内部の温度上昇のデータ取りに有効です。