R-407CはR-22(HCFC-22)の代替冷媒として開発されたR-32、R-125、R-134aの3成分からなる非共沸混合冷媒です。 圧力、能力、効率などの特性がR-22に極めて近い特長を持ち、主にルームエアコン、パッケージエアコン用の冷媒として使用されています。 非共沸混合冷媒であるため、組成変化を少なくするため、液相からの充填が必要です。 R-22に用いられていた鉱物油、アルキルベンゼン系合成油などの冷凍機油との相溶性が悪く、エステル系の合成油との相溶性に優れています。