加熱により簡単に内径が1/2に収縮する熱収縮ゴムチューブです。 耐熱・耐寒性・耐候性・電気特性などを必要とする個所の被膜に使用されています。 厳しい条件下でも安定した電気特性を示します。 加熱収縮後もシリコーンゴムのようなしなやかさを失わず、経時劣化にも強い特性を示します。 シリコーンゴムの持つ離型性を活かし、マスキングや樹脂モールドの治具としても使用できます。 ゴムの持つ収縮応力で被膜対象物を締めますので、気密性に優れた被膜が出来ます。 小口径から大口径まで、さまざまな口径・肉厚の製品を取りそろえています。
屋内LANケーブルは取り回しやすいのですが外圧に弱く、特に紫外線による劣化は最悪です。そのため、極力紫外線に当たらない場所を通線しますが、どうしても露出してしまうところが出てきます。そんなところに信越化学の熱収縮チューブを使用。長さ1Mのチューブを熱収縮させるのにかなり苦労するのは大変です。しかし、収縮されたチューブの厚みでケーブル保護ができ、10年以上前から雨ざらしのところで使用していますが、今のところ問題はありません。