溶接ワイヤーは、アーク溶接をする際に用いられる針金状の溶加材です。コイル状に巻かれた長い溶接ワイヤーを溶接トーチに少しずつ送りながら作業を行ないます。溶接を連続して行なう自動溶接・半自動溶接に用いられるのが一般的です。ソリッドワイヤーは半自動溶接に使われることが多く、フラックス入りワイヤーは内部にフラックス(アーク安定剤や脱酸素材など)が入りスパッタが少ない点が特徴です。ステンレス用、硬化肉盛用などさまざまな材質の製品があります。
成分化学成分(w%):Si/0.25以下、Fe/0.40以下、Cu/0.10以下、Mn/0.05~0.20、Mg/4.5~5.5、Cr/0.05~0.20、Zn/0.10以下、Ti/0.06~0.20、Al/残部
寸法D(Φmm)293
適合母材Al-Mg系、Al-Mg-Si系、Al-Zn-Mg系合金
寸法G(Φmm)212
引張強度(N/mm2)溶接継手/265以上(A5083P-0)
成分化学成分(w%):Si/4.5~6.0、Fe/0.8以下、Cu/0.30以下、Mn/0.05以下、Mg/0.05以下、Zn/0.10以下、Ti/0.20以下、Al/残部
寸法D(Φmm)293
適合母材6000系合金、アルミニウム合金鋳物
寸法G(Φmm)212
引張強度(N/mm2)溶接継手/165以上(A6061P-T6)
仕様5000系合金及び6000系合金などの溶接に広範囲に活用されており、Tiの添加により結晶粒を微細化し機械的性質の改善を図ったのが特徴である。5183材に比べると耐力及び靱性がやや低い。
成分Si, Fe: 0.46、Cu: 0.05~0.20%、Mn: ≦0.05%、Zn: ≦0.10%、Al: Rem
JIS規格A1100-WY
仕様99.0%以上の純アルミニウム及び3000系合金の溶接材に適している。溶接製と耐食性が良好で、延性、靱性とも優れている。
成分Si, Fe: ≦1.0%、Cu: 0.005~0.20%、Mn: ≦0.05%、Zn: 0.10%、Al: 99.45%
JIS規格A1000-BY
識別色赤
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