裳華房の電気/電子/通信

よく工夫されたオリジナルな図を多数掲げ、初学者が違和感なく電磁気学の概念を形成できるよう配慮され、懇切丁寧に書かれた教科書。

丁寧でわかりやすい解説で定評のある松下貢先生による入門書。「なぜそのようになるのか」「なぜそのように考えるのか」にも触れた。

電磁気学を初めて学ぶ人を対象に基本的事項をやさしく解説。最初の章で必要な数学も解説。また、電気と磁気の対応を意識して、両者の共通点と異なる点をはっきりとさせることで、正しい理解に導く。

豊富な例・例題・演習問題、図を取り入れて、理解の深まりと定着に配慮し、現代的視点から見直して平易に書かれた参考書の第2巻。電磁気学をより整理された形で、より良く、より深く理解できる。

現代の科学技術の最も重要な基礎の1つである電磁気学を、現代的視点から見直して平易に書かれた教科書・参考書。定性的な理解のため、まず積分形の法則を学び、その後で微分形の法則をまとめて学ぶ。

本書は、電気・磁気の世界の姿と考え方をやさしく解説した。工学部向けの半期用の教科書である。最初のうちは、電気現象と磁気現象をそれぞれ別々に扱うが、最後の章までたどり着いたときには、両者がひとつの顔の左右の容貌になっていることがわかるような構成とした。 わかりにくいと思われる箇所に、理解を助ける概念図や注釈を側注などに設け、数学的な取り扱いの説明に関しては、その都度、基本的なところから解説した。また、読者の興味をそそり、学習意欲をかきたてるコラムを適宜用意した。 なお本書のうち、1章、3章、5章が電磁気学の主な流れで、その間の2章と4章で電気回路を扱った。この意味で、2章と4章は基本的な箇所に軽く目を通すだけにとどめ、1章、3章、5章を中心に読み進んでも大丈夫なように記述してある。

工学部電気・電子系学科の学生向けに執筆された教科書。 内容としては、学生あるいは技術者として最低限身につけておいて欲しいと思うものを優先的に選択した。電気磁気学は電気工学分野では基礎科目であると同時に、応用面では多岐の分野にわたるため、なるべく多くの実用例を紹介しながら電気磁気学の基礎を学べるよう心掛けた。 また、本書に収まりきれなかった内容(付録や章末問題詳細解答)を裳華房Webサイトで公開することにより、読者の便宜を図った。 2017年発行の修訂版では、本文の記述を全面的に見直した。とく後半10～12章は項目を追加して内容を補足し、より理解が深められるように配慮した。

環境負荷が少なく、持続可能なグリーンテクノロジーであるシリサイド系半導体の基礎物性と応用技術の現状を余すところなく解説。

インターネットにおけるストリーミングサービスを支えるQoS制御、マルチキャスト通信のための基本技術を中心に解説する。