使用方法粗さ標準片と現品を比較して粗さを測定する方法には、視覚による場合と触覚による場合の二つが考えられますが、JIS規格のように凹凸の最大の高さを規定する場合は非常に粗い面を除いては触感による方法が正解です。
触覚による場合、指の腹でさわるよりも爪の先でこする方が感度がよいようです。また、鉛筆の先で軽くこすって比較してもよい。しかし面の光沢などが問題になる時は、勿論視覚によらなければなりません。視覚、触覚で識別できる粗さの程度は普通0.8S位です。
仕様研削:(▽:▽▽▽▽/Rmax:0.8S/Rz:0.8)
研削:(▽:▽▽▽/Rmax:1.6S/Rz:1.6)
研削:(▽:▽▽▽/Rmax:3.2S/Rz:3.2)
丸削り:(▽:▽▽▽/Rmax:1.6S/Rz:1.6)
丸削り:(▽:▽▽▽/Rmax:3.2S/Rz:3.2)
丸削り:(▽:▽▽▽/Rmax:6.3S/Rz:6.3)
丸削り:(▽:▽▽/Rmax:12.5S/Rz:12.5)
丸削り:(▽:▽▽/Rmax:18S/Rz:18)
丸削り:(▽:▽▽/Rmax:25S/Rz:25)
丸削り:(▽:▽/Rmax:35S/Rz:35)
丸削り:(▽:▽/Rmax:50S/Rz:50)
丸削り:(▽:▽/Rmax:100S/Rz:100)