本機は、赤外線を使用した「通過・反射センサー」です。
発光部から発射された赤外線を受光部がキャッチすることでリレーをON・OFFし、外部機器をコントロールすることができるキットです。発光部と受光部を向かい合わせて使う「通過センサー」と、発光部と受光部を連結させて使う「反射センサー」の2通りの使い方ができます。
漠然とした範囲での人の動きを検出する人体感知センサ(PS-3241など)とは異なり、「設定したラインを超えると検出する」といった用途に最適です。また、リレーがONになる時間は、タイマーにより約1秒~2分(タイマー中に再度センサーが反応すると、タイマーが延長される更新型タイマー)なので、静止している人(モノ)を検出する用途にもピッタリです。
はんだタブ端子、ソルダータブ端子 TE Connectivity 非絶縁 ストレート 4.8 x 0.5mmTE Connectivity Japan(旧:TYCOELECTRONICS(タイコエレクトロニクス))税込¥1,868~¥1,698~


20数個組み立てたのですが、センサーの感度にばらつきがあって、調整できるようになっていないうえに、外光の影響も受けやすく、モーターのノイズにはかなり敏感で、趣味の工作にはいいかもしれませんが、仕事に使えるものではありませんでした。商品の改善を期待したいです。結局、他の赤外線測距モジュールを使って、安定したものを作ったので、このキットはすべて無駄になってしまいました。
子どもたちが容易に製作できるところがいいです。他者からの信号を防ぐ必要がありますが、そこも勉強の一つだと思って、毎回使用させてもらっています。
まだ基盤を組上げたままですが、動作も早く快適です。
リレーも付いているので別回路につなげるのに安心です。